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秋工ニュース

秋田工高、燃料電池部門制す ワールド・エコノ・ムーブ

 電気自動車の省エネレース「2012ワールド・エコノ・ムーブ」(組織委員会主催)の本戦が5日、大潟村のソーラースポーツラインで開かれた。
 燃料電池部門では秋田工高が2時間で37・463キロを走行し、高校生チームとしては初の優勝を果たした。鉛蓄電池部門のオープンクラスはZDP(東京都)が4連覇を達成、同ジュニアクラスは宇都宮工高科学技術研究部(栃木県)が制した。

強風と低温に苦労しながら周回するマシン

 大会はことしで18回目。鉛蓄電池部門に57チーム、燃料電池部門に7チームの計64チームが出場。両部門とも2時間の走行距離を競った。各マシンは強風と低温の悪条件に苦労しながら、1周6キロのコースを周回した。
 燃料電池部門で唯一の高校生チームの秋田工高は、大学生や社会人を相手に終始安定した走りを見せ、5連覇を狙った東海大チャレンジセンター(神奈川県)に約3キロの差をつけて快勝した。
 鉛蓄電池部門オープンクラスではチームなまず(男鹿市)の15位、同ジュニアクラスは秋田工高の5位が、それぞれ県勢の最高位だった。

さきがけ on The Web 2012/05/05 より


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