なまはげ通信

2021/03/08

土田雅人ｻﾝﾄﾘｰシニアディレクター（秋工ＯＢ）世界NO１ SOｽﾀﾝﾄﾞｵﾌ歓迎

秋工同窓会
　各　位
　秋工ラクビー後援会の船木です。

「土田雅人ｻﾝﾄﾘｰｼﾆｱﾃﾞﾚｸﾀｰ（秋工ＯＢ）世界NO１ SOｽﾀﾝﾄﾞｵﾌ歓迎」を紹介させていただきます。

会場に響き渡るシャッター音。気さくにポーズをとるスーパースター。
　久しくラグビー界に消えていた風景が戻ってきた。スポットライトを浴びているのはサントリーサンゴリアスの10番だ。
　1月6日、都内のホテルでニュージーランド代表SO/FBボーデン・バレットのサントリーサンゴリアス入団会見が開かれた。

12月初旬に来日、2週間の自主隔離を経てチームに合流。冒頭のようにすでにプレシーズンマッチに2試合出場。チームメートとのコミュニケーションを日々築きつつある。

　サントリーはミルトン・ヘイグ監督、中村主将のもと、アタッキングラグビーを志向する。そのスタイルが自らに合うとも。一方でプレシーズンマッチを経て、勝つためのスタイルも組み立てられているようだ。 2003年度にスタートしたトップリーグの最後となるシーズン。サントリーの優勝回数は東芝と並ぶ最多タイの5回だ。それを「6」に書き換えて有終の美を飾るためのXファクターがバレットかもしれない。

土田雅人シニアシニアディレクター（SD）挨拶：
　「本日は、年初めのお忙しい中、このように多くの報道関係者の皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。私も何度かこういう記者会見をしていますが、ジョージ・グレーガン、ジョージ・スミスの時の3倍以上の報道関係者が集まっていることを嬉しく思っております。ありがとうございます。皆様ご存知の通り、ジャパンラグビートップリーグ2021の開幕に向けまして、サントリーサンゴリアスにボーデン・バレットという頼もしい仲間が加わることとなりました。改めて説明することではないかと思いますが、彼は現役のニュージーランド代表・オールブラックスで88キャップを持つ選手です。またワールドラグビーの年間最優秀選手賞・MVPに2016年、2017年と連続して選ばれ、一昨年に日本で行われましたラグビーワールドカップでも大活躍するなど、名実ともに世界ナンバーワンの選手です。

このような選手がサンゴリアスに加わってくれることを、非常に光栄に感じています。私も2試合、練習試合を見させてもらいましたが、東芝戦の後半20分から出て大活躍。すぐにトライを取る。さすがスター選手だなと思いましたし、 1週間前にはパナソニックと練習試合をしましたが、テストマッチのような試合で彼のディフェンス力を見ることが出来ました。ジャッカルしてターンオーバーしたシーンも見られて、非常に楽しみな選手だと感じて嬉しく思いました。ただ選手としてのプレーだけでなく、期待することは試合や練習に臨む態度、そして日々の行動。これが素晴らしいと聞いていて、それがサンゴリアスにも大きく影響するんじゃないかなと考えております。

現行のトップリーグは今シーズンが最後になります。来年は新リーグとして生まれ変わります。これまでトップリーグで5度の優勝を達成したサンゴリアスは、東芝と並んで最多タイの優勝回数ですが、今シーズン彼の活躍で6回目のチャンピオンを獲得し、現行のトップリーグとしての有終の美を飾りたいと思っております。最後になりますが、新型コロナウイルスの感染拡大で様々なところで影響を受けておりますが、何とか今シーズンのトップリーグが無事に開催されて、多くのラグビーファン、スポーツファンの方々に彼のプレーを見ていただき、日本を元気にすると共に、スポーツ界、ラグビー界を盛り上げていければと思っております。　

ボーデン・バレット挨拶：
　ここまでプレシーズンを戦ってきて、日本のラグビーのスキルレベルは高く、チームメイトはすごく日々成長していると思いますし、私もまた彼らとの経験によってラグビー選手として成長させてもらっています。 16～17か月前、NZ協会と4年契約を結んだ際、サバティカルとして他国でプレーする条件を得られました。フランスも候補にあがりましたが、日本や東京の印象が良かったので、サントリーに決めました。キャプテン（中村亮土）のフィジカリティには驚きました。サイトー（SH齋藤直人）、ショーゴ（WTB/CTB中野将伍）はポテンシャルがある。

3人の日本人SH（流大、大越元気、齋藤）とはいいコミュニケーションがとれていますが、ミッドフィールダー、アウトサイドの選手のコールも私のディシジョンメーキングに必要。現状は言葉の壁がある。いかにプレッシャーのかかった状態で、いいコミュニケーションがとれるか。パナ戦では相手のディフェンスラインにスピードがあった。シーズンが始まればキックも使わなくてはいけなくなるでしょう。

ボーデン・バレット SO/FB 紹介：
　バレットという頼もしい仲間が加わることになりました。現役のオールブラックスで、ニュージーランド代表キャップ88を誇ります。また、2016年、2017年とワールドラグビーの年間最優秀賞を連続受賞し、一昨年のワールドカップでも大活躍。名実ともにSO世界No.1の選手です。
　

土田雅人ｻﾝﾄﾘｰｼﾆｱﾃﾞﾚｸﾀｰ紹介：

秋田県秋田市寺内生まれ。秋田県立秋田工業高等学校から同志社大学に進学。
平尾誠二、大八木淳史らと共に大学選手権3連覇に貢献。卒業後にサントリーへ入社し、ラグビー部に所属。
1995年に現役引退して監督就任、1年目で日本選手権初優勝に導く。
1997年には平尾誠二監督率いるジャパンのフォワードコーチとしてワールドカップに出場し、2000年に平尾監督と共に辞任。
その後、再びサントリー監督として、2001、02年にチーム初の日本選手権2連覇を果たす。
2003年にサントリー監督を退いたが2008年ゼネラルマネージャーとして復帰（2009年から強化本部長）。
元オーストラリア代表（ワラビーズ）で世界最多キャップホルダーのジョージ・グレーガンを引き抜きチーム強化にも本腰を入れる傍ら、
本業では東京第1支社第1支店長や西東京支店長を歴任、東京支社プレミアム営業部長としてプレミアムモルツ拡販の陣頭指揮を執る。
新規販路開拓で社長賞を受賞。
2011年9月1日付でサントリー酒類執行役員スピリッツ事業部長に就任した。
2015年6月28日の日本ラグビーフットボール協会理事会で理事に就任する。
同志社大学時代のチームメイトでもあった平尾誠二とは、旧友でありライバルでもあった。

成田秀平紹介：

秋田県男鹿市出身。（私と同じ南磯地区私の家から約５００ｍ）
ポジションはウィング(WTB)、フルバック(FB)。
身長 176cm、体重 77kg
ニックネームはナリ、しゅーへー。
ジュニア・ジャパンに選出。
U20日本代表に選出。
2013年、秋田工業高校卒業後、明治大学に入学する。なお秋田工業高校時代、高校日本代表に選出。
2016年、明治大学ラグビー部の副将に就任。大学日本代表。
2017年、明治大学卒業後、サントリーサンゴリアスに加入。同年8月18日に行われたジャパンラグビートップリーグ第1節のキヤノンイーグルス戦にて途中出場で公式戦初出場を果たす。

加藤広人紹介：

秋田県秋田市出身。
ポジションはロック(LO)、フランカー(FL)。
身長 186cm、体重 103kg
オールスターゲームの対抗戦選抜に選出。
U20日本代表に選出。
ジュニア・ジャパンに選出。
小学2年生からラグビーを始めた。
2014年、秋田工業高校卒業後、早稲田大学に入学。なお秋田工業高校時代、高校日本代表に選出。
2017年、早稲田大学ラグビー蹴球部の主将に就任。
2018年、早稲田大学卒業後、サントリーサンゴリアスに加入。同年10月20日に行われたジャパンラグビートップリーグ第7節の日野レッドドルフィンズ戦にて途中出場で公式戦初出場を果たす。

外部リンク：
　　〇ボーデンバレット特別編『予測できないようなプレーを見せたい』　
　　〇ボーデンバレット　画像　：
　　〇土田雅人シニアディレクター　画像
　　 ○土田雅人「勝てる組織」をつくる意識革命の方法：

秋工同窓生の皆様　　土田雅人ｻﾝﾄﾘｰシニアディレクター、成田秀平・加藤広人（ジュニア・ジャパン）秋工OB　の応援よろしくお願いいたします。

以上