全国高校駅伝競走大会を応援して

東京秋工会 副幹事長

佐々木 進  
昭和40年採鉱科卒

颯爽(さっそう)と都大路を駆け抜ける

全国高校駅伝は毎年12月に京都の西京極陸上競技場で開催されています。 男子第59回の大会は平成20年12月21日(日)に、全国から代表47校が参集しました。

前日に、三平会長に同行し、祇園の新門荘で行われる選手の激励会に参加させていただきました。激励会は20日の午後5時過ぎに始まり、学校長・京都秋田県人会・近畿秋田県人会・秋工同窓会関西支部の各代表と三平会長の祝辞・激励が話され、監督と主将が明日への決意を力強く応えてくれました。

選手は全員で10名です。みんな都大路の快走を胸に秘め、一人一人 の顔が喜々として輝いていました。 当日はスタート直前から天候が崩れ、雨時々曇りのやや肌寒い天気でした。選手たちは全員一丸となって、雨の中を疾走し2時間9分余りの好タイムでゴールすることができました。 応援団長の伊藤昭さんも当日駆けつけていただき、スタンドに陣取った同窓会・県人会のメンバーを鼓舞し、校歌・応援歌を立て続けに歌い上げ、選手たちを応援することができました。

今回の順位は25位でしたが、秋田での予選会、岩手県大船渡市で行われた東北大会、今回の全国大会とタイムを上げてきました。これはひとえに、学校関係者・父母の会・同窓会・県人会等の絶大なるご支援と選手自身の努力の賜物とおもいます。また、11年連続16度目の我が秋工駅伝チームは県内で無敵です。 今年はさらに記録を伸ばして再度西京極陸上競技場でリベンジをしてもらいたいものです。    

余談ですが昭和40年3月2日(火)付けの秋田工新聞には大きなタイトルで「スポーツ界を襲った秋工旋風・まさに秋工黄金時代」と記されています。 その中に駅伝のことが載っていますのでご紹介します。 「初めての全国大会出場(昭和39年12月)にあたり、駅伝チームは二つの目標をたてて臨んだ。」 一つは県予選の記録を上回ること。 もう一つは一区中川がトップになると同時に各自が皆自己最高をマークすることでした。初出場のハンデを計算すると酷な感じであるが、選手はこの重責を根性でみごとはねかえしてくれました。結果はなんと14位に食い込み、初出場としてはすばらしい評価を得ました。 初出場の1区から7区までの選手名は以下のとおりです。 中川―畠山―清水―安田勲―藤原―威知―安田英 なお、中川君は実力どおりの活躍で1区トップでした。 今年は主力の2人を失いますが活躍は十分に出来ます。みんなで京都に応援にいきましょう。

がんばれ 秋工駅伝チーム! 今年も新たな感動を! 光る汗 たすきをわたす 君の笑顔