東京秋工会のシンボル的存在の遠藤幸雄さんが3月24日お亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈り致します。 遠藤さんは、東京秋工会の副会長として、永らく会の発展に尽くされました。そこで会報KANASAVOL.17では、遠藤さんのご尽力と卓越した偉業に報いるため急きょ「遠藤幸雄さんを偲ぶ」記事をカラーページで掲載する事にしました。 私が遠藤さんのことで思い出すのは、2006年「秋工ラグビー復活プロジェクト」立ち上げを呼びかけていた時に、遠藤さんは「秋田工業はラグビー部だけでなく体操部もボクシング部もレスリング部も最近では陸上競技部など全国的に活躍した運動部がある。同窓会全体で行う支援活動とするなら、全運動部を対象にしないと同窓生全員の共感を得ることが出来ない。」ということでした。 記事掲載のため資料を調査したところ、遠藤さんは逆境の幼少期にめげず困難を克服し、五輪においては5個の金メダルと2個の銀メダルを獲得し、また団体総合では日本男子を「ローマ・東京・メキシコ」3大会連続で金メダルに導いた、という超人的な偉業を達成した人でした。この過程で「秋工」は、世界トップ選手のインキュベータ(ふ卵器)だったのだと、同窓生として誇りを感じました。 「秋工はラグビー部だけでない・・・」という言葉には、体操競技で、国内トップ争いとはけた違いの世界トップを永きにわたり維持してこられた自負心、目標は世界一だという思いが背景に有ったのだと、今改めて分かりました。 さて、今年の東京秋工会総会は平成21年11月21日(土)13:00から「アルカデア市ヶ谷」で開催します。
会報KANASA VOL.17では、カラーページを4ページ増やしより読みやすいものにしました。これからも徐々に改善してまいりますので、寄稿と賛助広告の掲載に引き続きご協力をお願い致します。
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