尺八同好会・詩吟同好会

尺八同好会

東京秋工会 監事

鈴木彦之
昭和31年機械科卒

個人的には尺八演奏の機会は年に幾度かある中で、毎年12月の第1土曜日2時ごろからの明治神宮での献奏があります。全員和服の正装で近県からも参加し70〜80名の規模で行っておりますが、外国人参拝者からも珍しがられ、その時はいつも決まって幸せカップルの結婚日に遭遇します。その日、たまたま参拝に訪れた方々は開放された雰囲気のさい銭箱の前で演奏する尺八の音色に耳を澄ませながら手を合わせ、いつもと違った感じで幸せを願っていることと勝手に解釈しています。

 秋工会の尺八同好会のメンバーが皆さんの前でいつになったら演奏を披露できるか、まだ確約できないでいるのが現状です。塩ビ管尺八で音が出るようになって、曲に挑戦している昨今ですが、月に1回の詩吟の後に時間があればという具合で、なかなか進まないのが実状です。
 週1回1年も稽古をすれば、舞台で合奏が出来るほど上達しますが、楽器演奏は右脳の働きを良くするそうなので、アルツハイマーになりにくいと言われています。稽古日をもう少し増やし、毎年繰り返している「こう!ご期待」を実現したいものです。

詩吟同好会

東京秋工会 監事
鈴木彦之
昭和31年機械科卒

昨年、詩吟「大和豊山流」会長の川村先生をお迎えして稽古を再開してから、月に1度ではありますが、12名の会員が熱心に「のど」を鍛えております。詩吟を始めて、みっちり1年間稽古を重ねれば、初段の受験資格を得て、昇段の機会が与えられます。
流の最高位である宗師の資格を持つ相馬洋風師はしばらく休養中ですが、現在初段が2名、今年はみんなで昇段に挑戦しようとがんばっています。

 昇段試験は詩吟の詩を暗記しなければならず、なじみの無い漢字が混在しているので、いつものように、手元の紙を見て吟ずる訳にもいかず、また節回しも歌謡曲や民謡とも違い、何種類かの型に馴れることが覚えるコツとも言えます。ひたすら録音テープを聴きながら繰り返し練習するわけですが、ふろに入りながらでは家族からはうるさいと言われ、高速道路の下では人が来るとやめて、通り過ぎてから後を続けたり、車の運転しながら練習するなど、それぞれが苦心しているようです。
今年の総会では、数名の段持ちが皆様の前で、美声を張り上げて吟じますので、楽しみにして下さい。

尺八同好会、詩吟同好会では会員を募集しております。 年齢・経験・性別など一切不問です。 演奏してみたい方、美声を張り上げてみたい方、大歓迎です。