会長あいさつ(70周年記念を迎えて)

  1. 東京秋工会 会長

  2. 三平 俊悦
  3. (昭和39年建築科卒)

東京秋工会の皆様におかれましては、ますますご健勝にて、ご活躍のことと、お慶び申し上げます。常日頃、会の運営につきまして、物心両面にわたり、暖かいご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
 今年もアルカデア市ヶ谷私学会館に於いて、11月6日(土)22年度総会、懇親会を開催いたします。皆様方と再会し、校歌、応援歌を声高らかに歌い、同窓の交流と絆を深めたいと楽しみにしております。
 お蔭をもちまして、東京秋工会が本年で70周年を迎えることができました。ひとえに、会員皆様のご協力の賜物と厚くお礼申し上げます。
 発足のきっかけは、前幹事長斎藤右二郎氏(昭和26年機械科卒)の話によりますと、昭和13年にラクビーが2度目の全国優勝を機に本部で、各同窓会支部設置規程ができて、昭和15年ラクビー全国大会出場するため、上京した折に平野井雷治氏(明治45年機械科卒)が初代会長となり選手、関係者を激励したのが、東京秋工会発足した時機と、推察しております。その後谷藤正三氏(昭和12年機械科卒)澤木誠一氏(昭和26年電気科卒)となり、私で4代目となります。諸先輩が幾多の苦難の長い道のりを乗り越えてこられて、東京秋工会を築き上げていただき、お礼申し上げます。会の永続的な存続と更なる発展を目指して役員、幹事、一丸となって結束し、会の強化と活性化に取り組んで参りたいと考えております。今後とも母校の校長、先生、本部、支部同窓会の皆様のご指導ご協力お願いいたします。
 70周年を記念して、母校の船木校長、同窓会本部、各支部、県、市、秋高連会長はじめ秋田市内の各高校の代表者の方々をお招きしております。  船木校長の文武両道、日本一の工業高校を目指すという目標に、心強い意気込みを感じております。さらに先生、父兄OB関係者などの努力の結果、目覚しい活躍であります。

@ 経済産業省高校生論文コンクール秋工生4名、最優秀賞受賞、燃料電池の性能や活用法などについて日本代表としてドイツのエッセンで開催した学会で論文発表。
A 国家試験危険物取扱者試験甲種に2名(2年生)合格、県内最年少記録更新。 全国での高校生合格率は1割程度の難関である。
B 国公立大学、進学者が増えている。
C ラクビー復活 花園出場、全国高校駅伝大会13年連続出場など。

 母校の文化部、運動部の支援活動はKANASA21年度活動状況をご参照してください。新しい試みとして、卒業生同窓会入会式(3月1日)に上京してこられる就職、進学者(81名)に東京秋工会活動状況を説明して、同窓会参加を呼びかけました。今年も引き続き発展に寄与できるように積極的支援活動を行います。 今年もまたスポーツのみならず多くの種目で全国大会に出場して、母校秋工の名声を高めてくれることを、大いに期待しております。

本会の目的を実現するために、平成22年度活動方針(別紙参照)を幹事役員が鋭意活動しておりますが、若い世代と女性会員の出席が少ないのが悩みの種です。更なる各同好会、会報KANASAの充実、ホームページ活用等により、呼びかけて参加を促したいと考えておりますが、会員の皆様からも要望、ご意見、企画等、何でも結構です、どしどし遠慮なく幹事に提案してください。 東京秋工会がさらに発展し次世代に継承できる同窓会とするためには、新卒者が東京秋工会に参加してくれることが必要です。このため、若年層も大先輩も気楽に親しみやすく、満足いただける同窓会をつくり、一年一年が歴史と伝統となることを念じて、一層努力してまいりますので、ご協力を賜りますようにお願い申し上げます。