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寄稿

2023/07/06

56年振りに秋田杉沢発電所に行ってきました

私は秋島建設入社3年目の昭和41年7月~10月末まで4か月間、五城町馬場目の杉沢発電所の鉄筋コンクリート2階建て建屋建設現場を担当しました。

杉沢発電所は昭和41年12月に発電開始しました。萩形ダム(鹿島建設)放水路・発電所(秋島建設)が5年かけて完成しました。

7月1日(土)に天気も良く元気な内にどうなっているか発電所を確認したく56年振りに、同級生の佐々木剛君に頼み車で現地を見学してきました。

現在は八郎潟駅から15号線で40分程で着きますが、当時は舗装されてなく、砂利道・でこぼこ道をジープで2時間半かけて現地に到着してました。職員・作業員が全員宿舎と自給自足でした。山奥に追いやられた感じでしたが、しかし土木技術者は5年間頑張っていることを思うと、良い実体験なると我慢出来ました。 昔の風景が思い出せなく少し残念です。その一年後に大阪一部上場会社新井組に吸収され、関西勤務になりました。

発電所を後にして15号線を青々とした田んぼと川のせせらぎを聴き里山風景を感じながら、15号線の行き止まりから森の中に入り、砂利道を熊が出てくるかなと笛を吹き心配しながら、静寂な道を15分程下ったところで「ネコバリ岩」を観てきました。「ネコバリ岩」の由来は、岩の上には杉、ぶな、カエデモミジなどの木があり、高さ6mの巨岩に楯のような根を張り、根こばっている(ふんばってる)いるように見え、はなれた後の地面とつながってる事から、ネコバリ岩と名付けたようです。

帰りに農家レストラン清流の森(杉沢小中校の北の丸分校を改装)教室で地元の食材をふんだんに使った山の幸とヤマメ料理に舌鼓を打ちました。帰りは森吉山ダム経由で秋田に戻りました。佐々木君には長時間運転有難うございました。

三平 俊悦(S39A)

   

杉沢発電所

杉沢発電所

ネコバリ岩

森の中ネコバリ岩

ネコバリ岩

静寂な森

ぶなの木苔張り付いてる

ネコバリ岩

清流の里・盆城庵・クリの花

森吉山ダム


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