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会員寄稿

桜庭文男氏写真

2017/12/20

2017年12月の東京秋工会総会で講演していただく予定だった昭和41年秋工電気科卒の桜庭文男氏が直前に、体調を崩されました。 事前に送付してもらった写真を、桜庭氏承諾のうえ掲載させていただくことになりました。


昭和21年秋田工業学校電気科卒で、戦後を代表する舞踏家 土方巽は、昭和40年写真家の細江英公とともに秋田県羽後町の田代を訪れ、2日間滞在し、住民と触れあい、時には驚かしたりしながら、村を舞台に撮影を行いました。 この田代での記録がのちに写真集「鎌鼬」として世界的に評価されました。土方巽没後30年の2016年10月羽後町田代に鎌鼬美術館が開館しました。


桜庭氏はライフワークとして茅葺き民家の撮影を30年以上続けており、羽後町には茅葺き民家が40棟以上残っていて大部分が田代とその周辺に点在していたという。 茅葺き民家を宿にしたいと相談されたことから、田代に通い、鎌鼬美術館設立に関わり 「NPO法人鎌鼬の会」の副会長となりました。


今回紹介の写真は、東京秋工会会報KANASAvol25に桜庭氏から提供された写真と、田代のかやぶき山荘「格山」、2017年9月23日、24日羽後町の田代で開催されたNPO法人鎌鼬の会主催の「鎌鼬の里芸術祭2017」の様子、田代の稲刈りと稲架(はさ)の写真、鎌鼬美術館と長谷山亭での舞踏など。

写真:桜庭文男(S41E) 文:赤川均(S41E)

茅の家

(東京秋工会会報KANASAvol25に桜庭氏から提供された写真)

「夏至の夕景」

「岩木山を額縁にして」


羽後町田代

かやぶき山荘「格山」 

かやぶき山荘「格山」内部

三味線 おかえり姉妹

鎌鼬美術館、長谷山亭

かやぶき山荘「格山」から鎌鼬美術館、長谷山亭

長谷山亭

今貂子(いまてんこ・舞踏カンパニー倚羅座)

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