第６回「秋高連ふるさと訪問・県北編」

2017/07/08

６月２９日(木)～３０日（金）に大人の休日俱楽部・ジバングを利用して、第６回「秋高連ふるさと訪問・県北編」に１２校（雄物川高・横手高・大館鳳高・秋田工から7名「宮川・辻村・伊藤芳雄・加藤・小野・三浦・佐々木進・三平」・秋田商・花輪高・大館桂桜高・秋田中央・秋田南・角館高・秋田北高・能代工）３１名（女子６名）が参加しました。

梅雨時期にもかかわらず、皆さんの普段の行いが良く、２日間大館方面は晴天に恵まれて真夏日を思わせる暑い日でした。

１時３０分大館駅にそれぞれ青森・秋田から集合しました。突然、ＡＫＴテレビ・北鹿新聞社から「ふるさと訪問」の取材を受けました。

大館矢立ハイツのバス二台に分乗して、大館市役所を表敬訪問しました。福原市長より歓迎を受けました。「市民がふるさと大館に自信と誇りを持って暮らしていただくことが何より大切であると考え、大館歴史的風致維持向上計画を策定しました」との内容を懇切丁寧に説明していただきました。長い歴史の中で育まれた地域の祭礼や民俗芸能など伝統や文化が市内いたるところに混在しているのを感心しました。市長は地元出身で４９歳と若くバイタリティーがあり益々のご活躍を期待しております。

大館桂桜高校を訪問しました。「大館工業・大館桂・大館高校」３校が統合して平成２８年度に開校しました。校長先生から説明していただき、学校内を見学しました。新築で教室・廊下・体育館などに秋田杉を使い木の香りと温もりを感じました。また、普通科・生活科学科・工業科と３科がありますが、工業科が主体のように感じました。素晴らしい新しい施設で生徒が勉学に励めることでしょう。

長走風穴館は４時３０分で終了ですが、市役所の好意により時間外でも、案内と説明していただき、当日は３０度と暑く皆さんお疲れぎみでしたが、散策コースを歩いていると、石垣の隙間から、冷風が吹き出し涼しさを感じました。また、３号倉庫の中は０度で天然冷蔵庫でした。寒かったです。高山植物群落と山野草など観察することができます。参加してない方に一度は体験を紹介してみてはいかがでしょうか。

矢立ハイツの温泉は鉄分を含んだ成分で茶色でした。露天風呂などにゆっくり浸り旅の疲れを癒して、６時３０分から一番若い根市　知宏（花輪高）さんによる乾杯の音頭で、懇親会にはいりました。市役所より地酒を差し入れしていただき、美味しいお酒で大いに盛り上がり、皆さん自慢の歌をカラオケで歌い、懇親が深まりました。二次会は会長の部屋で楽しみました。

３０日大館鳳鳴高校を訪問しました。正面入り口横に昭和３６年第１６回国民体育大会に際し天皇皇后両陛下が本校ご来臨された記念碑が、松の木に覆われるように建立されておりました。

学校は翌日から学園祭が開催されるとのことで生徒たちが熱心に色々製作に取り組んでおりました。伝統校に相応しく生徒が来賓者に会うたびに大きな声で挨拶する態度に感心しました。階段踊り場の壁の至るところにＯＢの素晴らしい絵が飾られておりました。

鳳鳴記念館は創立百周年記念事業として建設されました。外壁はガラスを使いシンプルな洗練されたデザインで素晴らしい会館でした。内部もＯＢの絵が飾られており、会議室・展示コーナー・図書室など同窓生が親しみやすく利用できると感じました。

東光鉄工を訪問して虻川社長より会社の説明をしてもらいました。事業意欲と鉄工曲げ加工技術など特許を沢山取得して、技術を売り物に活躍しておりました。特に、ドローン開発用には廃校となった小学校を買い取り研究開発やドロー実験（グランド・体育館）に利用されていました。先端技術の開発に挑戦して益々素晴しい会社となる事を確信しました。

秋田の伝統的工芸品・大館曲げわっぱの実演と、「栗久」の代表・伝統工芸士栗盛　俊二さんから工場内の製造過程や、他にない独特な技術を説明していただきました。驚いたのは海外に人気があり、納品は６か月先になるようです。なお、皇太子殿下が視察に訪れております。

秋田犬会館を訪問しました。入場券購入受付に秋田犬が歓迎してくれました。生後７か月なのに大型犬でした。撫でてもおとなしく可愛く愛嬌がありました。秋田犬博物室では、秋田犬の歴史から生態系まで、詳しく紹介しております。

予定通り無事故で全日程終了して、大館駅に１５時に到着してそれぞれ新青森・秋田経由で帰り散会しました。

この度は、栗盛信太郎（大館鳳鳴）さんには本企画していただき、大館鳳鳴関係者にはお世話になり感謝とお礼申し上げます。

追、大館の歴史・芸能文化にふれあい有意義な２日間でした。改めて秋田の良さを発見できました。有難うございました。

三平会長