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なまはげ通信

落合氏(秋工出)中日GM就任へ 

2013/10/18

秋工同窓会 各 位
秋田事業所船木です。 「落合氏(秋工出)中日GM就任へ」を紹介します。
中日、来季新体制は落合GM(秋工出)&谷繁兼任監督 写真:サンケイスポーツ) 2011年9月、サヨナラ安打を放った谷繁(右)の頭をなでる落合監督。
来季は監督とGMとしてタッグを組む谷繁&落合体制でV奪還を目指す。
中日は9日、名古屋市内の中日新聞本社で球団の取締役会を開き、谷繁元信捕手(42)の選手兼任監督就任と、落合博満元監督(59)が球団初のゼネラルマネジャー(GM)に就任することを了承した。白井文吾オーナー(85)は「私が口を出すのはお金のことだけ」と、2人に“全権委任”で強竜復活を託す考えを明らかにした。谷繁氏は10日に名古屋市内で就任会見する。
 谷繁選手兼任監督を落合GMが支える。球団の取締役会を終え、中日新聞本社で対応した白井オーナーは、にこやかな表情で口を開いた。
 「プレーイングマネジャーですから、1人で監督をやったりするのは大変なので、バックアップする人が必要。それで落合さんが登場してきた」
 白井オーナーによると、球団初のGMを落合元監督に任せるに至った経緯はこうだ。谷繁監督を先に決断したオーナーは、サポート役として落合氏に「私の相談役になってくれんか」と打診。すると、竜の黄金時代を築いた名将は「GMというのがありますよ」と、“落合GM”を自ら売り込んできたという。 「『マネーボール』という映画があっただろう」と、白井オーナーは資金が乏しい米大リーグ・アスレチックスを見事、地区優勝させたビリー・ビーンGMを引き合いに出した。高木前監督のように、フロントが用意した選手を使うのではなく、落合GMがチーム戦略を見据え、谷繁監督とともにドラフトやトレードなどで選手を獲得、補強する。チーム方針に見合う選手を見定める眼力も要求されるが、その力は落合氏には十分にあると、白井オーナーは判断した。さらに続けた。「私が口を出すのはお金だけ。枠だけだ」
 球団経営は厳しいため、無尽蔵な予算は望めなくとも、資金は用意する。その使い方には口出ししない。自由に使って、3年ぶりのV奪回を目指してほしい。 いわば、落合GM&谷繁監督に“全権”が委任されることになる。
 「(落合色だけでなく)谷繁色を出してほしい」。この日、総帥から出た注文もこれだけだった。2004年から8年間で優勝4回 日本一1回を演出した名将と現場の司令官が、3年のときを経て、再び最強タッグを組む。
(サンケイスポーツ 10月10日(木) )

巨人・渡辺恒雄会長「オレは落合ファン」発言の本音は…「オレは落合ファンだから」  巨人の渡辺恒雄球団会長(87)が中日の落合博満新GM(59)を歓迎した。9日、巨人のセ・リーグ優勝祝賀会を兼ねたクライマックスシリーズ(CS)激励会が都内のホテルで行われた。帰り際に報道陣に囲まれた渡辺会長は、この日に決定した中日の新体制について、「落合GM? いいじゃないか。落合君とは親しい。オレは落合ファンだから」と満面の笑みで話したのだ。 渡辺会長は確かに落合氏を買っている。07年のCSで巨人が中日に敗退した際、「落合君の方が頭が良かった」と敵将を持ち上げ、2年前に中日の監督を解任された時には、「阪神の新監督にいい」と言った。昨年、WBCの監督人選が混迷した際には「落合君しかいない」と推薦。事あるごとに落合博満の名前を出している。

 もっとも、落合前政権時代、最大のライバルだった中日は、高木政権のこの2年で完全に崩壊。セ全球団に負け越した今季は12年ぶりのBクラスとなる4位に沈んだ。 ボロボロになったそのチームを、指導者経験もない谷繁が兼任監督という難しい立場でどう立て直すのか。  ましてや、谷繁新監督より経験も実績もある落合前監督が自ら望んで球団初のGMに就任する。GMは本来、チーム編成の全権限を握るものの、 現場のことには口を出さない。が、白井オーナーは、落合GMを「試合の責任者。戦術面で力を発揮してくれるはず」と言っている。指導者経験のない兼任監督の後ろには、 実績も経験もはるかに上の前監督が控えるというのだから、中日ファンでなくとも不安な体制だ。

(日刊ゲンダイ 10月11日(金) )

船木政秋氏 (秋田在住S44K)

落合GMpart1・秋田魁新報 2013/10/10



落合GMpart2・秋田魁新報 2013/10/12(pdf)


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