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なまはげ通信

「関東大学対抗戦開幕 明大強豪・筑波大に勝利(寺田、成田…秋工出 活躍)」 

2014/10/09

各 位
秋工ラクビー後援会の船木です。
「関東大学対抗戦開幕 明大強豪・筑波大に勝利(寺田、成田…秋工出活躍)」(明大スポーツ新聞部より)
 を皆さんにお伝えします。

ラグビー部 対抗戦開幕 強豪・筑波大に勝利し白星発進/関東大学対抗戦

▼9・14 対筑波大戦(秩父宮ラグビー場)

 2カ月半に及ぶ関東大学対抗戦が幕を開けた。
明治は、2年ぶりの対抗戦優勝、そして18年ぶりの大学日本一を目指す。
初戦は、昨年大敗を喫した筑波大と激突した。
前半から、明治がペースをつかむも、後半に入り筑波大BKを止められずに苦戦。
それでも、試合終盤にはFW陣が2トライを決めて41―21としてノーサイド。対抗戦初戦で、昨年のリベンジを果たした。

 FW圧倒
 立ち上がりから、筑波大を封じ込めた。速い2人目の寄りと接点で勝り、テンポの速いパス回しから約20分間、筑波大を圧倒。前半1分には「チームで継続できたトライ」(SO田村煕・営3=国学院栃木)と、春から目指してきたボールを継続させるラグビーで、田村が先制トライを決めた。
このトライを皮切りに、前半18分までに3トライを決め筑波大を突き放した。
セットプレーでも、プレッシャーをかける。ラインアウトでは、相手ボールを右LO小林航(法3=明大中野八王子)がスティールするなど安定したプレーからチャンスにつなげる。
前半26分には「接点に一番近い選手が見られていなかった」(HO中村駿太・商3=桐蔭学園)と、ラック横を抜かれ失点し21―7としたが、しっかりと立て直した。
前半30分には、敵陣インゴール前で6回スクラムを組み直し。「FWにこだわった」と左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)。トライは決め切れなかったが、自信のある今年の明治の重戦車FWを見せ付けた。

 一致団結
 後半は一転、筑波大のゲームキャプテンを務めたFB山下、日本代表WTB福岡らを止められなかった。ハイパントキックの位置が悪く、チェイスもかけられず。
またコミュニケーション不足から、ディフェンスが甘くなりピンチを招いた。
後半8分に、オフロードからパスを受けた福岡にトライを決められ24―14。直後にもビックゲインから、失トライし24―21とされる。ここで、勝木主将を中心に円陣を組んだ。
「出られない部員の思いも背負ってジャージーを着る以上は、絶対に負けられない」。主将の言葉に、チームが再び一つになった。明治は息を吹き返し、その後は筑波大をシャットアウト。
再び前半の集中力が戻ると、後半25分。インゴール前のスクラムで「スコア的に離したかった」(丹羽政彦監督)と、PR松波昭哉(政経4=東福岡)とFL桶谷宗汰(営2=常翔学園)を投入。見事にスクラムを押し切り、桶谷が抜け出し待望のトライを決め31―21。田村のPGもあり、後半40分には、勝木主将がトライを決めて41―21で試合終了。
一度は傾きかけた流れを、再び取り戻しうれしい開幕戦勝利を飾った。
 見事、筑波大に昨年の借りを返した明治。この初戦をターゲットにしていただけに「ほっとしている」(勝木主将)と安堵の表情を見せた。勝利はもちろん、明治の看板であるFWにこだわっての待望の白星。それでも選手たちには、満足している様子はない。
試合後は、課題を口にする選手が多かった。「まずは一戦一戦頑張っていきたい」と勝木主将。大学日本一へ向け、戦いはまだ始まったばかりだ。
[阿部慎]


試合後のコメント
左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)
「とにかく勝って、ほっとしている。ずっとターゲットにしていた戦いなので、とにかく勝つことだけを考えた。
内容ももちろんこだわらないといけないところもあるが、今日は勝ちにこだわった。FWは優勢には立っていたが、まだまだ修正するところはあるしこれで満足してはいけない。
 これからもっと強い相手も出てくるし、目の前の一戦一戦しっかり集中してやっていきたい。
取れるところで取れなかったことはこれからの課題。
取りどころで取るということをしないとこれからの相手には勝てないので、しっかり修正して次につなげたい。
 後半はとにかく自分たちのラグビーをしようと言っていて、前後半それぞれの入り10分集中しようとしていたが、後半は相手に流されてしまった。
 去年までだったらそこで相手に流れを渡していたが、もう一回こちらに持ってこられたのは成長だと思う。(選手には)出られない部員の思いも背負ってジャージーを着る以上は、絶対に負けられないと話した。
とにかく逃げるプレーじゃなくて、どんどん体を張って体を当てて、エネルギーを与えようという話をした。
初戦には勝ったがあくまでもこれは過程で、誰一人満足はしていない。
最終目標をこれから達成できるように、これからまたチーム一丸となって頑張りたい。
 次もしっかり自分たちのラグビーをして、勝ちにこだわって良い雰囲気でつなげられるようにしたい」




(明大スポーツ新聞部より)

                                         以上

船木政秋氏 (秋田在住S44K)


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