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なまはげ通信

2015/08/18

秋工ラクビー部創部90周年記念事業(9月12日)「90年に感謝を込めて」

秋工同窓会

各 位

秋工ラクビー後援会の船木です。

「 秋工ラクビー部創部90周年記念事業(9月12日)「90年に感謝を込めて」」を紹介させていただきます。

来る9月12日(土)に秋田工業高校ラグビー部が創部90周年を迎えるにあたり、記念行事を行います。

その一環として、スクールウォーズでテレビや映画で話題になったの関西の名門・伏見工業高校(全国優勝4回、準優勝2回) を招いての記念試合を行ないます。

小学生ラガーを迎えての交流試合他、様々な催しを行います。

秋工ラグビーは全国大会65回出場、優勝15回、準優勝7回という誇るべき数字を刻んで参りました。 今後更なる飛躍の為にまた応援下さっている方々に感謝の気持ちを表す為の下記の事業を行います。 (予算総額3,200,000円)

つきましては、この記念行事を成功させるために、秋田工業高校ラグビー部OB会が、広く募金活動を行っています。

誠に恐縮では存じますが何卒この趣旨にご賛同頂き、特段のご協力を賜りますようお願い致します。

『ご連絡いただければ領収書を持ちお邪魔致します。よろしくお願いします。恐縮です』

(提供:秋工ラグビー部OB会 会長 渡辺哲夫より)


創部90年に感謝を込めて

全国のラグビーファンの皆さまへ 1925年に誕生した秋田工業高校ラグビー部は今年、創部90周年を迎えました。

「今までチームを支えていただいた方々への感謝の気持ちを形にしよう!」を合言葉にラブビー部OB会が 主催となって、様々な方々にご協力いただきながら「記念行事」の準備を進めております。

そちらの内容が具体的になってきましたので、お知らせいたします。

メインゲームは、京都の強豪・伏見工業高校対秋田工業の試合です。 「信は力なり」と「精根尽くして颯爽たり」が初秋の秋田で激突します!!

☆イベント開催を記念しまして、伏見工業と秋田工業のコラボ商品「マスコットベアー」と「マフラータオル」を数量限定で当日会場で販売いたします。

「この日」に「あきぎんスタジアム」でしか買うことができない激レアアイテムです!

・マスコットベアー:2,000円(税込) 限定:100体 ・マフラータオル :2,500円(税込) 限定:200本 ※販売時間等は決まり次第、お伝えします。

ご来場いただいた方が楽しめるような企画を更に進めていきますので、当日は多数の皆さまのご来場を心よりお待ちしております!
(秋田工業高校ラグビー部OB会より)


「秋工竿燈会」の妙技を披露します!

イベント当日の午前中のラグビースクールの交流試合が終了した後、12時より、秋田工業高校の生徒による竿燈妙技の披露を予定しております!

秋工竿燈会は、伝統芸能を通じて、生徒の地域行事に参加する気持ちを涵養するとともに、屋台や竿燈の制作により「ものづくり」への取り組みを学ぶことを目的として発足しました。今年の竿燈祭りにも元気に参加をしました。会場へお出かけされる方は、ぜひ暖かいご声援をよろしくお願いします。

(提供:秋工ラグビー部OB会 会長 渡辺哲夫)


80周年記念行事の時には(今から10年前)

 現役・盛岡工業高校さん

 OB・秋田工業職員ラグビーチーム...

 をご招待して記念試合を行いました。

秋田工業現役チームは、現在、トヨタ自動車で活躍中の安藤泰洋選手がキャプテンとして身体を張って引っ張って いったチームでした。

花園(第85回大会)では、30日の2回戦で天理に勝利。元旦の大工大高に敗戦という結果でした。ちなみに、 この大会で優勝したのは、今回ご招待させていただく伏見工業!何かご縁を感じますね。

秋田工業OBチームは往年の名選手の方々が名を連ねていらっしゃいます。その中でも、元日本代表で現在は サントリーフーズの社長を務めていらっしゃる土田雅人さんのお名前も。

今回の90周年の時にもグラウンドにいらっしゃる予定です。そして、秋田工業高校には、職員の方々で編成されているラグビーチームが存在します。

毎年、花園予選前にラグビー部を激励するために、1年生と試合をしていただいております。非常に有難い事です。 感謝の気持ちを形にしていく、このイベントに皆さん、ぜひ脚をお運びください。 (提供:秋工ラグビー部OB会 会長 渡辺哲夫)


70周年記念行事の時には(今から20年前)

 現役・国学院久我山高校さん

 OB・明治大学さん...

 をご招待して記念試合を行いました。

秋田工業現役チームは、大型ロックの平塚純司選手を中心とした強力なFWを武器にこの年の花園で準優勝した時の代でした。 秋田工業OBチームも、これまた強力なメンバーですね。スタンドオフには、現監督の伊東真吾氏の名前も見えます。

明治大学対OBチームの試合はABSさんで全県にテレビ中継されました。

改めて振り返ってみると、様々な方に応援、ご協力していただいて、今があるのだなと感じます。 (提供:秋工ラグビー部OB会 会長 渡辺哲夫)


花園における伏見工業と秋田工業の過去の対戦成績について

 今まで両校は花園では2回対戦をしております(実行委員会調べ)

 初めて顔を合わせたのが、第60回大会の準々決勝です。

元日本代表監督の平尾誠二さんがキャプテンだった伏見工業は2回戦の長崎南高校に62-0、3回戦の西陵商業に 51-0のスコアで準々決勝へ進出。 対する秋田工業のキャプテンは卒業後、同志社大学の3連覇や日本代表のコーチとして平尾さんとともにご活躍された土田雅人さん。2回戦の八戸西高校を40-0、3回戦の目黒高校には13-10と勝利し、準々決勝へコマを進めました。

試合の方は16-10で伏見工業に軍配が上がり、そのまま初の全国優勝を成し遂げられました。 秋工OBの方に当時の試合の様子を聞くと、秋工のSOだった児玉 司さんを中心とした激しいタックルで平尾さんに 猛プレッシャーをかけて、「あわや」のところまで追い込んだ、とのこと。

「タックルとスクラム」が 秋工ラグビーのバックボーンにあることを感じさせてくれるエピソードです。
(提供:秋工ラグビー部OB会 会長 渡辺哲夫)


2回目に伏見工業と秋田工業が花園で対戦したのは第67回大会の準々決勝です。

 卒業後に日体大・神戸製鋼でご活躍された薬師寺大輔さんを擁する伏見工業は2回戦の鹿児島実業高校に7-6、 3回戦は元・橋下大阪府知事も対戦相手のメンバーにいた46年ぶりの花園出場となる北野高校に16-12の スコアで準々決勝へ進出。

NO8佐藤久富さん(明大副キャプテン大学選手権優勝 ⇒秋田市役所)

観客がグラウンドまで溢れたこの3回戦の試合の詳細は「花園が燃えた日」として書籍化されています。

対する秋田工業はキャプテンの高杉司(新日鉄釜石)さん。写真でボールを持っている強烈な突進力を持った NO8佐藤久富さん(明大大学選手権優勝⇒秋田市役所)といった強力なFWを武器に2回戦の鶴来高校を41-0、3回戦の長崎北高校には18-7と勝利し、準々決勝へコマを進めました。

試合の方は19-0で秋田工業が勝利し、そのまま15回目の全国優勝を成し遂げられました。

前回の対戦でも勝利したチームがそのまま全国制覇を成し遂げているという “ご縁”のようなものも何か感じますね。

今シーズンについては、1月のサニックスワールドユース予選で対戦し、その時は29―5で伏見工業が勝利しております。
(提供:秋工ラグビー部OB会 会長 渡辺哲夫)


最初に優勝をしたのは今から81年前の昭和8年。第16回大会、5回目の出場の時

 2回戦 慶応普通部 27-3...

 という戦績でした。 残された資料を辿っていくと、当時の京都師範は13回大会から15回大会まで3連覇という「常勝チーム」でした。

しかも、秋田工業は
 13回大会 6-31
 14回大会 0-31
 15回大会 5-28
といずれも京都師範に敗北しておりました。

※しかし、13回大会では、スクラムトライを奪ったそうです!

※写真は表彰式の様子。

その年の秋田工業は夏合宿では、慶応大学の藤井貢氏のコーチを受けるなど、並々ならぬ決意で大会に臨みました。

決勝は前半は5ー5の全くの互角。しかし後半27分にラックで得たペナルティーをHO小浜さんが決め、8-5と勝ち越し、 4連覇を阻むとともに、念願の初優勝を果たすことができました。

「打倒・京都師範」を目標として、懸命に努力を重ねられた諸先輩の思いを感じるエピソードです。
(提供:秋工ラグビー部OB会 会長 渡辺哲夫)


秋工同窓生の皆様 9月12日はあきぎんスタジアム(旧秋田市営八橋球技場)につどい、夜は秋田キャッスルホテルにて式典・祝賀会に参加して懇親を深めたいと思います。

ご協力をよろしくお願いいたします。

      以上

船木政秋氏 (秋田在住S44K)