編集後記

東京秋工会は、今年発足70周年を迎えることになりました。 東京秋工会の過去の記録継承が一時期途絶えてしまい、発足時期を明確に示すものがありませんでした。そこで、三平会長、小野幹事長が母校・同窓会本部等の過去の資料を精査した結果、1940年(昭和15年)が発足時期と特定するにふさわしい年と分かり幹事会において確認されたものです。今年の70周年を一里塚として、ますます発展することを祈願致します。 
 会報KANASAも70周年記念特集号としてページ数を増やし48ページとし70周年関連記事を多数掲載しました。祝辞を寄せられた方、記事を寄稿された方、ならびに賛助広告の掲載にご協力された方など、多くの方々に紙面を借りてお礼申し上げます。
 母校「秋工」では、船木校長を始め関係者が一丸なって文武両道において「工業高校日本一」を目指し励んでおります。今年は「経産省主催の高校生論文コンクール」において機械科3年の4人の生徒が「燃料電池の性能や活用方法」で最優秀賞を獲得し、ドイツの学会において英語で発表する驚嘆すべき結果を出しました。また、「陸上競技部」は京都の全国高校駅伝に12年連続、17回目の出場を果たし、そして「ラグビー部」は花園の全国高校ラグビー大会に4年振りに出場し、「復活の兆し」が見えてきました。母校「秋工」の全国的活動は、同窓生の誇りであり生甲斐でもあります。今後更なる活躍を期待しております。
 さて、東京秋工会70周年式典および総会を平成22年11月6日(土)12:30からアルカデア市ヶ谷において開催致します。総会において、母校のご協力により機械科3年の4人の生徒から「燃料電池の性能や活用方法」を発表して頂きます。恒例のアトラクションは、講演として、秋田名物はたはたの漁獲量激減から回復に貢献された「はたはた博士杉山秀樹氏」からお話して頂きます。また、コンサートとして、NHKのど自慢全国チャンピオン大会で準優勝した「山形俊男氏(昭和39年機械科卒)」と「都山流尺八大師範鈴木彦之氏(昭和31年機械科卒)」に「日本民謡」を演奏して頂きます。
 東京秋工会総会出席者は皆様の協力で年々増加し昨年は130名を越えました。今年は70周年式典に合わせ150名を参加目標としております。例年通り、同級生によるミニ同級会開催や、ご家族の同伴など多数のご出席をお願い致します。特に、今年卒業した新入会員は総会費無料ご招待としましたので、同級生をお誘いのうえ多数の参加をお願い致します。
 最後に、毎年年会費納入にご協力頂き感謝致します。今年も「秋工同窓会」のますますの発展のため、「秋工同窓会本部」と「東京秋工会」の双方への年会費の納入を宜しくお願い申し上げます。
  

  1. 東京秋工会副会長
  2. 会報KANASA編集長
  3.  

  4. 加賀谷 健治 
  5. (昭和36年電気科卒)