古希を迎えて

  1. 東京秋工会副会長

  2. 富岡 陸男
  3. (昭和34年採鉱科卒)

70という歳を、人生の中でどのような位置づけで考えればよいか振り返ってみたいと思います。
 樺太大泊にて生をもらい、昭和20年8月15日の天皇陛下の玉音放送を聞いた夜、引揚げ船にて稚内を経由し、男鹿の戸賀に1週間をかけ真夏の暑さに苦労したことを覚えています。
 会社は昭和41年に設立し防水工事業を細々と営んでいます。ご多分にもれず、100年に1度の経済不況でこれまた苦労のしどうしで、一生苦労を背負って暮らしていくのが人生と思うこともありますが、その苦労・忙しさの中で遊びの楽しさも知り、仕事も一生懸命、遊びも一生懸命をモットーにこの希にみる年までやってきました。この先10・20年と仕事も遊びもさらに精を出して、楽しい人生にしたいとおもいます。