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会員寄稿

日本経済新聞の夕刊1面に秋工の燃料電池車記事

2014/12/13

12月12日日本経済新聞の夕刊1面に、秋工が全国大会で優勝した自作の燃料電池車の記事が載りました。

提供: 三平 俊悦 会長(S39A)

* 写真はclickで拡大できます

2014/12/12 日本経済新聞 夕刊

ワールド・エコノ・ムーブ(World Econo Move、通称:WEM)とは、大会側から支給される同一コンディションのバッテリーあるいは水素ボンベを用いて、2時間のレース時間内に走る距離を競う省エネルギーレースである。

概要

第1回大会が1995年秋田県大潟村のソーラースポーツラインで開催され、その後毎年5月のゴールデンウィークにソーラースポーツラインの「南の橋」までの1周6kmのコースを利用して開催される。
競技としては鉛蓄電池部門と燃料電池部門があり、車体にバッテリーあるいは水素ボンベと燃料電池を搭載し、モーター(電動機)駆動によって2時間走行し、走行距離を競う。

鉛蓄電池部門は電気自動車レースで、スクーターなどに使用される定格容量12V-3Ahの制御弁式鉛蓄電池4個が支給され、144Wh(5HR)のエネルギーを2時間で使用する。

燃料電池部門は燃料電池車レースで、60リットルの水素吸蔵合金ボンベ2本に、合計110NL分の水素ガスを充填したものが支給される。これを固体高分子形燃料電池を使用して電気エネルギーとして取り出し、モーターで動力に変換し、48km/h程度に達する巡航速度が得られている。
 2010年からは、175NL程度の水素ガスが充填されたボンベが支給され、120NLまでを使うという競技方法に変更され、超過使用分に応じて走行距離が短縮されるという競技ルールに変更された。

燃料電池部門過去の記録
回数 開催年 チーム名 車名 走行距離
第9回 2003年 チーム“ヨイショット!ミツバ ” 旧型 USO 800 55,005.15m
第10回 2004年 チーム”ヨイショット!ミツバ” 元祖 USO800 56,059.50m
第11回 2005年 NEO-EVER Aqua 60,100.73m
第12回 2006年 中日本自動車短期大学 マンボースマッシュ 49,027.45m
第13回 2007年 中日本自動車短期大学 マンボースマッシュ 62,301.21m
第14回 2008年 東海大学チャレンジセンター マジカル燃料電池くん 77,374.22m
第15回 2009年 東海大学チャレンジセンター マジカル燃料電池くん 68,058.37m
第16回 2010年 東海大学チャレンジセンター ファラデーマジック2 86,535.23m
第17回 2011年 東海大学チャレンジセンター ファラデーマジック2 81,491.61m
第18回 2012年 秋田工業高等学校 秋工(あきこう)レーシングFC 37,463.75m
第19回 2013年 東京都市大学機親会学生会・エネ化有志 救援要請あめかぜ 31,956.40m
第20回 2014年 秋田工業高等学校 秋工(あきこう)レーシングFC 54,062.70m
--ウィキペディア(Wikipedia)より--

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