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会員寄稿

マーチング全国大会の視聴報告

2012/12/16


秋工吹奏楽部のマーチング全国大会を聴いて

報告:嵯峨良平(S43E)

 2012年12月16日にさいたまアリーナで母校吹奏楽部が出場するマーチング全国大会 があったので、東京秋工会から三平会長(S39建)・三浦(芳暉)さん(S39化)・藤田さんご夫婦(S39建)・下總さん(S47建)と小生嵯峨(S43電)が応援を兼ねて晴れの舞台を見に行きました。入場券の入手が難しかったのですが、下総さんの手配でうまく入手でき「さいたまアリーナ」に入ることができました。

 さすが全国大会だけあって、レベルの高い演技・演奏内容でした。私の聞いたのは、高校小編成・中編成・一般の部の小編成・中編成と一般の大編成1チーム。高校の大編成も聞きたかったが、朝9時から昼食も食べず椅子に座りっぱなしで午後4時ころになったら腹が空き、長時間座っていたので腰も痛くなってきたことから退席せざるを得なく、残念ながら全部を聞くことができませんでした。

 秋工の演技は動きがすばやく、要所要所で見事に決まっていたと思います。また演奏は音出しアタック・音程・リズム感も良かったのですが、もう少し力強さが欲しかったように感じました。これは曲のアレンジの問題だと思います。
結果は銅賞でしたが、感動をくれた実に立派な銅賞だったと思います。力強さがもう少し出ていれば、銀賞以上も狙える実力あるレベルでしょう。

 母校と同じ小編成の他数団体について、ほんの少し中音の音程が甘くもやもや感のあるサウンドを感じたところがありました。この団体はやはり銀賞・金賞には届かなかったようです。しかしこれはほんのわずかなことで、全国レベルとしては非常に高く感銘を受けたのは事実です。

 もうひとつ感じたのはブラス(金管)だけのバンドがある一方、ブラスと木管もあるバンドもあったことです。木管があるとサウンドに広がりがでるのを感じました。とくに木管のあるバンドは、意図的に静かな表現のところに木管をうまく使っていて、吹奏楽の方向性を示唆するレベルの高い感動をもらった大会でした。

 以上、視聴報告です。

会場前で三浦さん

会場前で三平さん他

会場前で秋工ブラバン先生と

会場前で秋工ブラバン先生と(写真:三平会長)

会場(写真:三平会長)

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