東京都町田市の薬師池公園では毎年の「しょうぶ・あじさいまつり」が夏の風物詩となっている。
「いずれあやめかかきつばた」という美女を褒める慣用句のように、梅雨の季節水面からスッーと立ち上がる色鮮やかな花菖蒲は美女を思わせる。
菖蒲田では花菖蒲だけでも被写体になるが、和風柄の衣装に真紅のタスキ、菅笠を被った早乙女姿の花摘み娘は相乗効果があり絵になる。花菖蒲は一番花を摘むことによって良い二番花が咲く。写真を撮るには萎れた花がなくて助かる。摘んだ花がらは草木染めに使うという。
最初に花摘み娘の写真を撮ったのは2013年6月。2020年にはコロナ禍によりイベントは自粛したが、2021年と2022年はマスク着用での再開。
これまで撮った花摘み娘の写真を軸に並べてみた。
2022年には花摘み体験を一般募集したところ5人定員を上回り抽選になったらしい。インスタ時代、お互いに写真を撮り合っていた。こちらも木道から撮らせてもらった。
来年こそはマスク無しの花摘み娘にお目にかかりたい。