平成22年度の東京秋工会総会・懇親会は11月06日(土)午後12時30分からアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、30名の来賓と120名の会員の出席で盛大に開催されました。今年は東京秋工会発足70周年の節目の年になります。
受付開始から総会までの時間、今年63回目となる母校ラグビー部の花園出場決定試合DVD映像がスクリーンに映されました。
加賀谷副会長(S36E)による開会の辞に続き、校歌斉唱があり、昨年度総会以降にご家族などからご逝去の連絡があった池田定司氏(S14E)ほか12名の方々へ黙祷を捧げました。
三平会長による挨拶と、70周年を記念し永年にわたり東京秋工会の発展に貢献された澤木名誉会長他4名の会員に感謝状が贈呈されました。続いて、母校に記念品の目録贈呈がありました。記念品は液晶大型テレビです。
恒例の小野幹事長より会務・会計報告、鈴木監査役より監査報告が行われました。
船木賢咲秋工校長から、在校生の就職状況について、11月1日時点で秋工生の就職内定率は公務員を含まずで94%、
公務員を含み88%との説明がありました。船木校長は今年定年とのことで惜しまれます。
「IPHEヤングスチューデントFCコンペティション日本代表inドイツ」として、母校の現役生徒によるプレゼンがありました。
秋工から機械科3年 遠藤 直樹 君 出原 省吾 君 佐藤 慎太郎 君 菊地 雄輝 君が招かれ、ドイツで、堂々と英語でプレゼンし聴衆から盛大な拍手が贈られた様子が動画で紹介されました。詰襟学生服を着用した現役高校生の登場により会場は新鮮な雰囲気に包まれました。
(* 燃料電池の性能や活用法などについて、全国の高校生を対象に募った経済産業省の論文コンクールで、燃料電池を使ったエコカーでのレース参戦の蓄積をまとめた秋工機械科4人の論文が最優秀賞に選ばれ、日本代表として、5月にドイツで開催される学会で論文を発表しました。ドイツでの様子は本サイトでも紹介しております。
=>ドイツ報告 )
秋田県立大学客員教授 杉山秀樹 氏から「秋田に住む500種の魚」と題した講演をしていただきました。秋田の魚介類の紹介に続き、
鰰(ハタハタ)について様々な視点で語られました。
鰰の語源について、この魚は水温が高いと生きていけないため、雷が鳴り荒天で海水がかき混ぜられる天候の日に沿岸に近づき産卵する。はげしい雷のことをさす古語である「はたたがみ(霹靂神)」から「ハタハタ」になったとの説を紹介。(*「晴天の霹靂」と言われます。)
乱獲による漁獲量の激減に対し、1992年から1995年まで3年間の自主禁漁の結果漁獲量が回復、その後も決められた一定量を超えると漁獲を停止している。改めて郷土の魚についての知識が増えました。
懇親会1部では来賓の紹介があり、4人の来賓からご挨拶がありました。
懇親会2部では民謡 山形俊男氏、尺八 鈴木彦之氏による民謡が披露されました。
今回初参加の方々の紹介に続き、秋工吟詠会による詩吟 「坂本龍馬」「逢老郷」がありました。
余興では「郷ひろみ(?)」の登場で喝采を浴びました。
顧問 志賀榮一氏による閉会の辞 中締めで閉会となりました。
その後ほとんどの参加者は別会場での2次会に参加しました。
発足70周年総会参加者には、記念品として「歩数計」が配られました。
なを、受付で、自分の名前が無いといって、「帰る」と怒り出す参加者がおりましたが、幹事側も完全なボランタリーなので、容赦していただきたい。なにしろ名簿担当者(赤川)は老眼が進み、受付リストに転記する際しばしば行を間違えます。
総会前の準備・配布物の袋詰め
総会前の準備・受付
PCとプロジェクターの調整
参加者受付開始
参加者受付
土曜日にもかかわらず論文紹介の秋工生と引率の先生も秋田から新幹線で到着。
開始までの時間に、63度目の花園出場を決めた秋田県予選決勝のDVDが映されました。
加賀谷副会長(S36E)による開会の辞
校歌斉唱 斎藤 隆氏(S36M)による音頭
三平会長(S39A)。東京秋工会発足70周年の根拠について。
澤木誠一 名誉会長(S26E)、笹渕 茂 顧問(S21Y、)鎌田 満雄 顧問(S27C)、
三浦 満夫顧問 (S28E)、志賀 英一 顧問(S31K)の皆様へ感謝状贈呈
秋工生による論文発表
秋工生による論文発表
ハタハタ博士こと杉山秀樹 氏の講演「秋田に住む500種の魚」
*(pc操作のため写真を撮れなかった・赤川)
来賓挨拶 秋田県県議会議長 冨樫 博之 様
秋工卒業生の県会議員が3名おり、母校の校舎立て替えの計画をバックアップしたい。
同窓会本部会長 太田光重 様
秋工生のドイツでのプレゼンと杉山秀樹氏の講演について、「秋田のことを東京で知った(笑)」。
けやき会会長 伊藤 晶 様
ラグビーOB会会長 中野 直 様
地方のスポーツ伝統校が抱える苦悩について。
民謡 山形俊男氏(S39M) 富士通に勤めながら本格的に民謡を学び、日本民謡協会主催の全国大会で優勝。
「酒屋唄、宮城長持唄」 尺八 鈴木彦之氏(S31M)、民謡 山形俊男氏(S39M)
乾杯 鎌田 満雄 顧問(S27C)
乾杯 ようやくビールが飲めました。
澤木名誉会長挨拶
初参加者。平成の卒業者が参加しました。
S41Kテーブル
来賓席では小野幹事長とハタハタ博士こと杉山秀樹氏
秋工吟詠会による詩吟「坂本龍馬」
詩吟「逢老郷」王子雲(嵯峨良平氏・S43E)作
中国経験のある本会幹事の嵯峨良平氏(S43E)の作で、各句に「秋田工業高校」の文字が入っている。
来賓席
出席者中最年長の 小野寺 繁郎氏 (S17E) と 笹渕 茂 顧問(S21Y)ご夫妻
地主副会長が西岡瑠美子さんを紹介。「いつも詩吟同好会がお世話になっている新宿音羽亭のヤングママです。」
S41Eの4人
このところ毎年演奏している、フルート・尺八・ハーモニカ コラボレーション
鈴木 彦之(S31M)、 高橋 陽之助(S31Y)、 嵯峨 良平(S43E) のみなさん
詩吟同好会の伊藤芳男氏(S34C)と西岡瑠美子さんはともに今年6月の昇段試験に合格されました。
民謡が終わった山形俊男氏、司会の役目を終わった染谷副幹事長、地主副会長と秋工生の皆さん。
来賓の皆様とナマハゲ
「♪ お嫁サンバ 〜」
ワシヤプロモーション代表 鷲谷 透氏 (S56M)
ワシヤプロモーションサイト
秋工生の退場前に太田同窓会会長よりエールを送る。海外でのプレゼンテーションに至った経験は大きな自信になったと思います。
応援団長の役割は 昨年までの伊藤昭 副幹事長から斎藤隆氏にバトンタッチされました。
伊藤昭 副幹事長 永年ありがとうございました。
応援歌
閉会の辞 中締め 東京秋工会 顧問 志賀 英一氏(S31K)
佐藤行毅氏(H15M)もなかなかのエンターテイナーとお見受けしました。よく参加してくれました。
宮川良一氏(S34機)による閉め。
記念品「歩数計」
記念品「歩数計」カバー閉じ