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平成25年度東京秋工会総会・懇親会


平成25年11月2日

平成25年度の東京秋工会総会・懇親会は11月2日(土)午後13時からアルカディア市ヶ谷(私学会館)で、18名の来賓と102名が出席し盛大に開催されました。

「総会」
 13時からの加賀谷副会長(S36E)による開会の辞に続き、校歌斉唱があり、昨年度総会以降にご家族などからご逝去の連絡があった富岡睦男氏ほか10名の方々へ全員で黙祷を捧げました。続いて田口徹(S39E)氏による鎮魂歌「哀しみの池」が歌われました。
三平会長挨拶では、参加者へのお礼と会の発展のための協力依頼があり、来年11月に予定されている次の総会に多数の出席を呼びかけました。
佐々木幹事長より会務・会計報告、小野鐡雄監査役より監査報告が行われました。今年は役員会で会則の改廃がなされ今総会で承認されました。

母校の西聡校長から学校長挨拶がありました。
 「来年、秋工創立110周年を迎える。在校生の部活動が盛んでインターハイにはテニス・空手・柔道・ボクシング・体操・少林寺拳法など8つのスポーツ部が出場。さらに来年の全国大会出場が決定している高校駅伝と、11月9日に開催されるラグビー県大会決勝にも期待している。文化面においても秋工の今年2度目の参加となった竿灯祭りでは、建築科、電気科、機械科が各々得意分野の技術を発揮した自作のお囃子屋台を出した。
ラグビー場が人工芝となったこと、校舎の改築が始まり平成30年に完成する。」などの話がありました。

予定が変更され先に来賓の富樫博之衆議院議員(S50M)から挨拶があり、太平で生まれてから衆議院議員当選に至るまでの経歴について語られ、「今後国会議員として日本と秋田に貢献するためにも、当選回数を増やすことが必要」とのことでした。

「講演」
 在日韓国人で美術品コレクター、メセナ活動家の河正雄(ハ ジョンウン)氏(S34M)から「メセナと私」と題しての講演がありました。以下要旨となります。
 「メセナは、ローマ帝国時代アウグスティヌスに使えたメセナウス(Gaius Cilnius Maecenas)が文化・芸術の擁護や育成に尽力したことに由来する。おおよそ1970年代にアメリカ、1980年代にヨーロッパ、1990年代に日本、2000年代に韓国で広まった。若い頃、アメリカの慈善活動家カーネギーの伝記に感銘を受けた。秋工時代に美術クラブを創るなど美術に興味を持ったことが、後に美術品コレクターとなる基になった。25才から在日朝鮮人の絵を中心に収集をはじめた。35才のとき京都の松倉和尚から、「あなたは両手に良いものを持っているが、片方は離して、それを人のために役立てることにより、あなた自身も救われる」との教えを受けた。41才の時、つらい思いの多かった生保内の同級生から暖かく迎えられ、ふるさとの有り難さを思い、生保内に図書館を開設した。
韓国光州市の美術館に美術品寄贈。光州市に盲人のための福祉会館の建立を勧め、後に韓国全国に広まった。 メセナは企業による文化擁護となっているが、個人でも活動している。」

「懇親会一部」
来賓挨拶
秋田県東京事務所所長明石直樹氏より、秋田デスティネーションキャンペーンと関連して秋田県立美術館が新しく開設されたことについてのご紹介があり、またスポーツ立県秋田を応援してほしいとのことでした。

 太田光重同窓会会長より会が盛会であることのお褒めの言葉をいただきました。
 ラグビー後援会会長・秋田県議会議員瀬田川栄一氏(S41S)から、母校の全国大会出場の際は資金面での援助の依頼がありました。
ブラジルで中華料理店を営んでいる伊藤武氏(S36E)に、遠来の労をねぎらい、記念の楯と富士山の写真が送られました。

「懇親会二部」
 地主副会長の音頭により、日本酒での、乾杯となりました。 昨年好評だった民謡 山形俊男(S39M)、三味線 三浦晃(S37M)、尺八 鈴木彦之(S31M)、嵯峨良平(S43E)の会員のみなさんによる「長者の山」「秋田節」「秋田おばこ」が演奏されました。
歌謡
 シンガーソングライター田口徹(S39E)による「ケセラ」と「リンゴ追分」の演奏がありました。

 今回11名の初参加者の紹介がありました。

 真紅のドレスの歌手 順弘子さんの歌謡がありました。「クニマスロマン」「秋田旅愁」とブラッキーさんのアクロバットを挟んで、先日NHK BSで1984年の「埋もれ歌」として放映された「さっそく振り込みありがとう」と、鉄腕アトムの替え歌を歌いました。
 ブラッキーさんによるアクロバットがあり、椅子を使ったパフォーマンスなどを披露しました。
余興では佐々木幹事長の奥様他による色鮮やかな琉球衣装をまとわれた琉球舞踊がありました。

応援歌「副歌」を全員で歌いました。

副会長 辻村豊明氏(S34E)によって中締めとなりました。

その後多くの参加者は別会場での2次会に参加しました。

 
赤川 均(S41E) 報告


動画「長者の山」

動画開始は、左下の三角印を押してください。*video対応ブラウザ用

受付準備完了

ブラジルから参加の伊藤 武氏

ハイキング同好会の写真展示

写真同好会の写真展示

歌の旅人といわれている田口徹(S39E)氏による鎮魂歌「哀しみの池」。昭和20年8月14日夜、秋田市土崎の空襲で出来た穴が池となった、ことを歌っています。作詞は秋工同級生の伊藤昇氏

三平会長挨拶

秋田工業高校西校長

ラグビー後援会会長・秋田県議会議員瀬田川栄一氏

講演 河 正雄氏。予定時間超過となりましたが、感銘をうけました。

来賓の皆様

伊藤 武氏(S36E・ブラジル在住)

伊藤 武氏へ役員有志から秋工校章の楯が贈られました。

伊藤 武氏へ写真同好会より、市川正氏(S41E)撮影の富士山写真と額が送られました。

初参加のみなさん

左から太田光重同窓会本部会長、大沢由雄氏、来賓明石氏

歌手 順弘子さん。和服もしっとりしてお似合いですが、華やかなドレスも素敵でした。

シンガーソングライター 田口徹氏

ブラッキー氏のアクロバット。ハラハラさせられましたがお見事。

来賓の秋田高校同窓会東京支部副会長 武内暁氏

ブラッキー氏からのプレゼント

地主副会長の音頭で乾杯

民謡 山形俊男(S39M)、三味線 三浦晃(S37M)、尺八 鈴木彦之(S31M)、嵯峨良平(S43E)。三味線の音が入ると盛り上がります。

三浦晃氏(S37M)

琉球舞踊

琉球舞踊

琉球舞踊

琉球舞踊

いつもお世話になっている新宿ヒルトンホテル地下音羽亭の西岡瑠美子さん。

「副歌」斉唱 応援団長 嵯峨勝氏(S43M)

中締め 副会長 辻村豊明氏(S34E)

順弘子さんと辻村豊明氏(二次会場)


写真 : 写真同好会 加藤幸夫 赤川均