平成28年度・第76回東京秋工会総会・懇親会

平成28年度の東京秋工会総会・懇親会は11月5日（土）午後12時からアルカディア市ヶ谷（私学会館）に於いて、来賓11名、会員他105名が出席し盛大に開催されました。

今回は講演を正午から、総会を12時40分から、懇親会を13時30分からと、これまでより30分ほど早くし、また会場の後の予定が無かったため16時30までとして、時間に余裕が持てました。

講演　「土方巽と舞踏」

慶応大学アート・センター　森下隆先生の講演

予定されていた舞踏実演は小林嵯峨さんの体調不良により見送られました。

先月22日に秋田県羽後町田代にオープンした「鎌鼬美術館」の紹介がありました。 同美術館には秋工卒で世界的にButohの創始者として知られている土方巽などを被写体にし羽後町田代他で1965年に撮影された写真家細江英公の写真集「鎌鼬」に関する作品が展示されています。

秋田朝日放送の藤原峰氏がドローンなどを使って作成した田代の風景映像が紹介されました。

1968年10月日本青年館で上演された土方巽主演「肉体の叛乱」、小林嵯峨さんの写真、土方巽と阿部定との写真など、森下先生から土方巽に関する貴重な写真が紹介されました。

総会

生駒茂(S33C)副会長による開会の辞に続き、参加者全員で秋工校歌を斉唱しました。

三平会長挨拶では、「今回は秋田、福島、仙台からの参加者があった。高校ラグビーの秋田県予選決勝応援と祝賀会に参加しOB、保護者が結束して子供達を応援している。他の部活も頑張っているとの印象を受けた。

東京秋工会総会では、同級生同士の呼びかけによるミニ同級会が何組かある。

毎年かなりの数の会報が宛先不明で返送されており住所変更があったら知らせてほしい。」

佐々木幹事長より会務・会計報告、小野鐡雄監査役より監査報告が行われ、異議無しにて承認されました。議案については会報にて報告されております。

来賓挨拶

秋工教頭 夏井博実 先生から母校の現状について。夏井先生は昭和53年秋工建築科卒。

「今年ラグビーが66回目3年ぶりの花園出場を決めた。駅伝が4年連続の全国大会出場。バスケット、バレー、サッカーも準決勝まで駒を進めた。リオデジャネイロ五輪にも秋工卒の佐々木悟選手が男子マラソンに出場。連日秋田魁新報に秋工の記事が掲載された。本日新聞を持参した。スポーツのみでなく、高校生ものづくりコンテストでも活躍した。

校舎の改築が進められており今年から来年にかけて実習棟も改修される。平成30年度の完成予定」

冨樫博之 衆議院議員(S50M)「今年で国会議員4年目となる。総務大臣政務官。東京秋工会の地主さんの中学校の同級生が国会訪問。秋工陸上競技OB会の会長もつとめており全国大会への援助もお願いしたい。」

同窓会会長 工藤嘉範氏(S51C)「同窓会会長3年目となった。土方巽について関心をもってもらうよう働きかけたい。大正5年秋工卒でアンデス文明の調査研究者天野芳太郎についても同窓会として関心を寄せたい。」

瀬田川栄一 ラグビー後援会会長(S41C)「選手、指導者、OB、後援会、学校が連携することが必要。3年ぶりの全国大会出場のため、選手の練習試合などの遠征費が不足しており資金面での援助をお願いしたい。」この日秋田県新人戦が行われており、後ほど中央高校を38対0で破ったとの報告がありました。

懇親会

地主勝己副会長の音頭で乾杯。ようやく喉を潤す事ができました。

今回初参加者8名の自己紹介の後、余興に入り琉球舞踊、アニメソング、詩吟同好会、民謡同好会などがそれぞれ踊りや歌を披露しました。ギターリスト 吉田 穣(H 9 J )氏が初めて参加されました。抽選会があり秋田のお酒など20名に景品が渡されました。

最後に、応援歌「秋工健児」「ラグビーの歌」など歌い、母校にエールを送りました。

顧問　高橋陽之助(S31Y)氏の中締めでお開きとなりました。そのあと多くの方が二次会へ参加しました。

ギャラリー集