寄稿

2023/07/04

母校訪問(2023/6/27）

以前から計画していた母校訪問がコロナ禍の終息によりようやく実現しました。訪問日はJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」期間内の6月27日（火）、参加者は富田鉄人(昭32電）、辻村豊昭（昭34電）、宮川良一（昭34機）、山形俊男(昭39機）、佐々木進（昭40採）、佐藤勲（昭40機）、嵯峨勝(昭43機）、森健（昭44電）、遠藤久志（昭43電）の9名で、たまたまですが機械科、電気科の卒業生が大半を占めました。

当日は梅雨時で曇り、時々小雨のうっとうしい天気でしたが、皆の心は母校への熱き思いで一杯でした。秋田駅改札出口に13時30分に集合し、駅前よりタクシー3台に分乗し、母校に向かいました。 10分ほどで校門に着きました。校門前に立つのは昭和43年(1968年）卒業以来55年振りです。

校門を入って右側が実習棟３棟、その隣の右側線路よりが人工芝ラグビー場、校門を入って左側がサッカー場、校門を入って正面に管理棟、教室棟、体育館、武道館等がありすばらしい校舎です。この校舎で学べる生徒は本当に幸せものだと感じました。校門前で記念撮影した後、事務室に向かいました。

事務長の中塚さん、同窓会本部事務局の後藤さんに出迎えていただきました。校長室で佐藤校長先生より学校案内パンフレットをいただき、若干の説明を受けました。全校生徒は630名、学科は機械科、電気エネルギー科、土木科、建築科、工業化学科の５科です。機械科のみ2クラス、1クラス35名。また、ラグビー部の澤木監督よりご挨拶をいただきました。

早速、佐藤校長先生のご案内で校舎内を見学しました。教室棟と実習棟は渡り廊下で繋がり、外に出なくても移動でき、大変効率的で便利になっていました。

実習棟の機械科では女子生徒が機械を操作し、実習していました。在校時は機械科で女子生徒は一人もいなかったと記憶しています。また３Ｄ-CADの実習も見学しました。パソコンを使用した3次元設計実習です。電気科の実習室では室内配電盤コンテストで全国３位になった配電盤を見ました。すばらしい成績です。レーシング、メカクラブ、秋工竿燈会等の部屋も見学しました。

次にメモリアルルーム、体育館、別棟の武道館（柔道、空手道、剣道場）を見学しました。体育館には校訓「質実剛健」の額がかかっていました。

武道館では佐々木監督と柔道部員1年～3年全員が出迎えてくれました。挨拶では来年3月全国大会出場と再会を誓いあいました。記念撮影の後、人口芝ラグビー場に向かい、ラグビー部員の練習を見学しました。全国大会秋田県予選では相手を圧倒し零封で花園に出てほしいと思いました。

最後に同窓会館を見学、記念撮影の後、タクシーで今晩の宿「秋田温泉さとみ」に向かいました。宿ではすばらしい温泉に入り、夕食の秋田料理を堪能しました。周りのお客さんが帰った後、山形さんの民謡に大いに盛り上がりました。

最後に学校訪問に快く対応していただいた佐藤校長先生、関係者の皆様ありがとうございました。この場をお借りして御礼を申し上げます。母校の益々の発展を祈りつつ筆をおきます。

遠藤　久志(S43E)