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なまはげ通信

2021/02/25

主将に学べ 明大吉田義人 その男絶対につき(秋工OB)

秋工同窓会
 各 位
 秋工ラクビー後援会の船木です。

「主将に学べ 明大吉田義人 その男絶対につき(秋工OB)」を紹介させていただきます。

宿敵早稲田との因縁の対決を制して、2年ぶりの大学日本一「明治史上最高の主将」と称される そのキャプテンシーは果たしていかなるものだったのか同期の戦友が激動の1年を回想する。

1991年1月6日。国立競技場。全国大学選手権決勝。対早稲田16-13。3点差そこに 数百時間の練習の努力は凝縮した。吉田義人の逆転トライで明治は全国大学日本一になった。

吉田義人主将:
 僕らが高校日本代表に選ばれたのも努力したからです。それが大学に入ると練習しなくなり、 早稲田や慶応の無名選手に抜かれてしまう。明治が早慶より練習したら絶対日本一になれる。

〇卒業する4年生が主将に推挙したのは吉田ではなかった 明治は卒業していく先輩が次のキャプテンを先生に推挙します。 北島忠治監督は前年度関東対抗戦で4位、全国大学選手権では1回戦敗退。 立て直しのために吉田義人を選んだ。北島監督は4年生に吉田を支えろと。

吉田義人は練習の虫です。チーム全体の練習が終わってからの個人練習、ステップ、スワープ、 単距離のダッシュを延々と繰り返す。他人の2倍、3倍、練習する。選手にそれを課しました。 地響きの立つ練習が猛然と始まった。キャプテンが一番働くのです。その背中をみる選手は胸を 撃たれました。引っ張られます。絶対勝つという気持ちになりました。

早稲田、慶応との1年生と試合をすると必ず明治が大勝でした。 それが4年生になると互角の関係になる。明治の選手は何をしていたのか? 吉田は日本代表でコーチングを受けていました。それを練習にも反映させました。 吉田の姿勢にほれてレギラーになれなかった4年生が最後の最後まで絶対に 優勝するのと思い、気持ちが吉田義人と一緒であった。4年生全員がささえた。 青森の岩木山における夏合宿では片道15km往復30kmのクロスカントリーで約4時間徹底して走った。 関東対抗戦、日本選手権国立競技場でも重量フオワードが1番良く走った。 大きな選手が走ったら勝つ。理にかなっている。

対戦相手の特徴に応じて工夫を施したトレーニングを行った 対戦相手の強みや弱みを見抜いて具体的な練習方法に変換した。 誰よりも練習する先鋭は誰よりも練習させる統率者になった。

北島先生は 明治は変わらないといけないと思った。吉田の存在がそこに必要であったと。 吉田を大切にするのだと。大学日本一となって結果は出ました。 格別はエースにして突っ走るキャプテンを軸に明治には独特のチームワークが出来た。 (スポーツ ナンバー 2月号 日本ラクビー主将に学べ )

高校日本一になるための指針が、ちりばめられていると思います。 吉田義人キャプテンは日本一の練習量をしました。監督、コーチは参考にしていただきたい。

外部リンク:
  〇吉田義人 画像 :
  〇吉田義人 事務所 HP :
  〇明治ラクビー部 チーム理念・体制 HP :


秋工同窓生の皆様  吉田義人さんと秋工ラクビー部 の応援よろしくお願いいたします。


以上

主将に学べ 明大吉田義人 その男絶対につき1(スポーツナンバー2月号)

主将に学べ 明大吉田義人 その男絶対につき2(スポーツナンバー2月号)

主将に学べ 明大吉田義人 その男絶対につき3(スポーツナンバー2月号)

主将に学べ 明大吉田義人 その男絶対につき4(スポーツナンバー2月号)

主将に学べ 明大吉田義人 その男絶対につき5(スポーツナンバー2月号)

吉田義人1

吉田義人3

大學日本一決勝 吉田義人の逆転トライ2