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なまはげ通信

2022/09/14

舞踏創始者・土方巽(秋工OB)「疱瘡譚ほうそうたん」上演50年に寄せて

秋工同窓会
 各 位
 秋工ラクビー後援会の船木です。

「舞踏創始者・土方巽(秋工OB)「疱瘡譚ほうそうたん」上演50年によせて」 を紹介させていただきます。


今年は土方巽(本名:米山久日生くにお、1928~1986)の舞台の代表作「疱瘡譚 ほうそうたん」が 東京・新宿のアートシアター新宿文化で上演されてから50年の節目に当たります。 東北の寒村に題材をとったこの作品の登場は、敗戦後、欧米の物まねに終始していた 日本が初めて革新的芸術「舞踏」を世界に発信した記念すべき出来事でした。 現在、舞踏は能、歌舞伎、とともに日本を代表する芸術的身体パフォーマンスとして 世界中で継承され、研究させています。 (NPO法人 土方巽記念秋田舞踏会理事長 米山伸子 秋田市)


1968年の「肉体の叛乱」から4年、土方巽は舞踏の舞台に帰ってきました。 この4年に何があったのか。第2の舞踏宣言とともに、この年1972年にあらためてダンスの革命が始まります。 その最初の舞踏作品「疱瘡譚ほうそうたん」を16ミリで撮影した《疱瘡譚》は、土方巽出演の舞踏の舞台のうち、 完全な形で残された唯一の映像記録で、20世紀のダンス史に燦然と輝いています。

土方巽(本名米山九日生)は昭和3年、現在の秋田市保戸野8丁に生まれ、秋田師範付属小学校を経て秋田工業学校電気科に進学しています。 ラクビー部にも一年時在籍しています。20歳で上京後、様々なダンスを体験、革新的な舞踏の創始者として世界的な評価を得ています。 1986年58歳時肝臓がんで死去していますが、彼の門下生は現在でも世界的な舞踏家として高い評価を得ています。国内だけでなく、 世界中に根強いフアンや研究者を持つ土方巽は秋田の文化遺産と堀井元副知事も言われているほどです。


外部: 
  ◎舞踏創始者・土方巽 画像 :「土方巽」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)
  ◎土方巽記念秋田舞踏会 :土方巽記念秋田舞踏会( Tatsumi Hijikata Memorial Akita dance Executive Committee ) - YouTube
  ◎疱瘡譚50年メモリアル土方巽《疱瘡譚》シリーズ上映+座談会:      
  ◎土方巽「疱瘡譚〜生んだもとの生命からすでに切りはなされてあるを」展 ギャラリー・トーク(慶応大学アートセンター:森下隆先生)
 :土方巽「疱瘡譚〜生んだもとの生命からすでに切りはなされてあるを」展 ギャラリー・トーク - YouTube
    
  ◎没後36年 土方巽を語ることXI ・前半 ティスカッション部分(2022年1月21日(金)開催)(慶応大学アートセンター)
:没後36年 土方巽を語ることXI ・前半 ティスカッション部分(2022年1月21日(金)開催) - YouTube
      
  ◎土方巽「疱瘡譚」展 ライブ・ペインティング|画家・香川大介:土方巽「疱瘡譚」展 ライブ・ペインティング|画家・香川大介 - YouTube       


秋工同窓生の皆様 土方巽、NPO法人土方巽記念秋田舞踏会理事長 米山伸子さんの応援よろしくお願いいたします。


以上

土方巽「ほうそうたん」上演50年に寄せて 1

土方巽「ほうそうたん」上演50年に寄せて 2

土方巽1

土方巽2

左から2番目米山伸子理事長、3番目筆者、6番目三宅良美秋田大学教授、7番目慶応大学森下隆先生

慶応大学アート・センター 森下隆先生の講演 東京秋工会総会 H281103

秋工時代の土方巽 真ん中 3

   

   
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