ユベラ軟膏は市販で買える?特徴・使い方・代替品をわかりやすく解説!

1. ユベラ軟膏ってどんな薬?

ユベラ軟膏の成分と作用

ユベラ軟膏はビタミンE(トコフェロール)とビタミンAを主成分としています。ビタミンEは皮膚の血行を促進し、ビタミンAは角質の代謝を助ける性質があります。この組み合わせにより、血流改善+皮膚保護の両方を叶える軟膏です。


適応症は?しもやけだけ?

ユベラ軟膏の適応には、しもやけ(凍瘡)、進行性指掌角皮症、魚鱗癬など複数の皮膚症状があります。主に血行不良や角化異常に効果的な外用薬として広く使われています。


市販で買える?入手方法をチェック

残念ながらユベラ軟膏そのものは市販薬ではなく、基本的には医療用医薬品です。市販品としては存在せず、ドラッグストアで買うには処方箋が必要です。オンライン診療を利用すれば、処方箋を得て薬局で購入できます 。


2. 正しい使い方&保存方法

塗布回数とタイミング

ユベラ軟膏は1日1~数回、適量を患部に塗布します。しもやけには1日2~3回塗ってマッサージしながら血行を促すのが効果的とされています


塗り方のコツと注意点

丸く塗るより、やさしくマッサージするように塗ることで血行促進効果がアップします。目や粘膜の周りには絶対に使用せず、誤って入った場合にはすぐに水で洗い流してください


保存方法と品質を保つヒント

ユベラ軟膏は光や熱に弱く、開封後はチューブを閉めて冷蔵庫で15℃以下に保管しましょう。色が黄色くなっても品質は変わらず、1シーズンは利用可能です


3. 効果と副作用を知ろう

血行改善と保湿の仕組み

ビタミンEは皮膚の微小循環を活性化し、冷えから来る症状を緩和します。ビタミンAは角質の代謝を助け、乾燥やかさつきなどに働きかけます。両方の働きでしっとりとした角質ケアが可能です


副作用の特徴と頻度

副作用は比較的まれで、2%ほどの使用者に、紅斑・かゆみ・発疹・水疱などの症状が報告されています qlife.jp。異常が出たらすぐに使用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。


ママ・妊婦さんが使っても大丈夫?

妊娠中の使用は慎重になるべきです。とくにビタミンAは多量で催奇形性の可能性もあるため、医師が慎重に判断します。授乳期も含め事前に相談をおすすめします


4. 市販の代替品を紹介

オロナインH軟膏

ドラッグストアで手に入りやすく、しもやけ・手荒れ・軽い切り傷にも対応する万能軟膏。抗炎症作用がありますが、血行促進効果はユベラより控えめです。


ヒルマイルドクリーム

ヘパリン類似物質を含む保湿クリームで、手荒れや乾燥に強い。ビタミン成分は入っていませんが、しっかり保湿したい時に有効な市販品です


市販のビタミンA・E製品例

市販のビタミンA・E含有外用薬やサプリには、「ユベラックス」「ユベラックスα2」「ユベラ‑Cソフト」などがあり、第3類医薬品として購入可能です。


5. ユベラを使う前のポイント

処方が必要な理由

ユベラ軟膏・錠剤は医療用医薬品であり、強めのビタミンA・Eを含むため使用には処方箋が必要です。市販品と比べて成分量が違うため、医師の診察後に正しく使用することが大切です


オンライン診療での入手法

病院に行かなくても、オンライン診療で医師の診察を受け処方箋を出してもらう方法が普及しています。郵送で処方箋を受け取れば薬局で購入可能です


医師・薬剤師に相談すべきとき

もし、妊婦・授乳中・アレルギー・毎回副作用が出る・長期連用したい場合などは必ず専門家に相談を。特に目や口の周りに使う場合は適応外なのでチェックが必要です


以上、ユベラ軟膏の特徴から市販代替薬、使い方&注意点までをわかりやすく解説しました。しもやけや乾燥ケアに悩む方の参考になれば嬉しいです!

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