男性の早漏対策として人気の「リドスプレー」。しかし、「通販で売り切れていた」「成分が気になる」「もう少し手軽に試したい」という人も多いのではないでしょうか。
この記事では、リドスプレーの成分をもとに、市販で代用できるスプレー・クリーム・ジェルの選び方と注意点を詳しく解説します。
リドスプレーとは?まずは特徴を整理
リドスプレー(Lid Spray)は、リドカイン(Lidocaine)という局所麻酔成分を主成分とした男性向けの遅延スプレーです。
性行為前に性器に吹きかけて感度を一時的に鈍らせることで、早漏を防ぐ効果が期待されます。
主な特徴
- リドカイン濃度:通常10%前後
- 使用後5〜10分で効果発現
- 刺激を感じにくくして射精までの時間を延ばす
ただし、リドスプレーは医薬品成分を含む海外製品のため、日本では未承認。国内の薬局では販売されていません。
リドスプレーの代用として使える市販アイテム
国内で購入できる代替品を選ぶ際は、「同成分系」か、「天然成分による刺激緩和タイプ」のどちらを選ぶかがポイントです。
1. 同成分系(リドカイン・ベンゾカイン配合)スプレー
海外製品では、以下のような「リドスプレーと同等の麻酔成分入り」スプレーが人気です。
- スタッド100(STUD 100)
→ イギリス製のベンゾカイン配合遅延スプレー。リドスプレーと似た使い方で、即効性あり。 - テンガスプレー(TENGA メンズ遅漏スプレー)
→ 清涼感のあるメントール成分入りで、軽い感度調整が可能。国内通販で入手可能。 - プレジャースプレーEX
→ リドカインではなく植物エキス由来。ややマイルドな効き目。
これらは一時的に感度を抑える目的で使えますが、薬機法上は「化粧品・雑貨」扱いのため、医薬品ほどの強さはありません。
2. 麻酔クリーム・ジェル(リドカイン配合)
スプレーにこだわらないなら、リドカイン配合クリームも代用可能です。
- エムラクリーム(リドカイン+プリロカイン配合)
医療用として処方されるが、個人輸入で購入可。塗布後15〜30分で効果。 - リドカインジェル(Lidocaine Gel 2〜5%)
海外通販で購入可能。少量塗布して5〜10分後に拭き取る。
どちらも使用量を誤ると感覚がなくなりすぎる・相手側にも麻酔が移るといったリスクがあるため、使用前に必ず取扱説明を確認しましょう。
3. 天然成分タイプ(清涼・鎮静系)
薬に抵抗がある人や軽めのコントロールをしたい人には、天然成分の「清涼スプレー」や「メントールジェル」もおすすめです。
- ペペクールスプレー:メントール+植物抽出成分で軽い冷感作用。
- テンガクールローション:メントールとヒアルロン酸配合。保湿しながら鎮静。
- ヴィアヘルプジェル:ハーブエキス主体。自然な清涼感で感度を緩やかに調整。
これらは医薬品成分を含まないため副作用リスクが低い反面、効果も穏やかです。
「薬品を使うのが不安」「パートナーへの移行が気になる」という人に向いています。
代用するときの注意点
1. 麻酔成分の濃度に注意
リドスプレーのような麻酔スプレーは、濃度が高すぎると感覚が鈍くなりすぎて勃起に支障をきたすことも。初めは少量から試すのが安全です。
2. パートナーへの移行を防ぐ
スプレーやクリームを塗った後は、数分後に余分を拭き取るのが鉄則です。
拭き取りを怠ると、相手の粘膜にも麻酔成分が付着し、感覚が鈍くなることがあります。
3. 医薬品と偽装した海外品に注意
「リドスプレー正規品」「医薬認可済み」などの宣伝をうたうサイトもありますが、日本では未承認品です。個人輸入代行を利用する場合は、販売実績やレビューを必ず確認しましょう。
まとめ|リドスプレーの代用は可能。ただし安全第一で
リドスプレーは即効性が高い人気製品ですが、国内で同等品を探すなら以下の選択肢があります。
- 海外製遅延スプレー(スタッド100など)
- リドカイン配合ジェルやエムラクリーム
- メントール系の清涼スプレーやローション
いずれの代用も、使い方・濃度・タイミングを誤ると効果が出ないどころかトラブルの原因にもなります。
特に初めて使う場合は、まずは軽めのタイプを少量から試すのがおすすめです。
安全にコントロールしながら、自分に合った感度調整方法を見つけましょう。


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