[PR]排膿散及湯は医療用医薬品ではツムラの122として処方されています。
が、市販品としてはツムラやクラシエからは販売されていません。
排膿散及湯は第2類医薬品として販売されており、amazonや楽天で購入することができます。
排膿散及湯ってどんな漢方薬?
効能と使われる症状
排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)は、膿がたまるような炎症性の病気に使われる漢方薬です。
たとえば、にきび、できもの、歯ぐきの腫れ、扁桃炎、蓄膿症などに使われることが多いです。
これらの症状は、体の中に熱や毒素がたまって炎症を起こしている状態です。
排膿散及湯は、体の熱を冷まし、膿を出しやすくしてくれる働きがあります。
「膿(うみ)」という言葉が名前に入っているとおり、膿が関係する症状に強い味方です。
市販でも手に入る漢方薬の中では、使う場面がとてもはっきりしていて、ピンポイントで選ばれることが多いです。
体質によっては効き目に差があるので、症状が続く場合は専門家に相談するのが安心です。
配合されている生薬
排膿散及湯には、次のような生薬が含まれています。
-
桔梗(ききょう):膿を出しやすくする作用があり、のどの炎症にも使われます。
-
枳実(きじつ):お腹の調子を整え、気の流れをよくする働きがあります。
-
芍薬(しゃくやく):筋肉のけいれんをおさえたり、痛みをやわらげる効果が期待されます。
-
甘草(かんぞう):他の生薬の働きを助け、副作用をやわらげる役割もあります。
これらの生薬がバランスよく組み合わさっていて、体の中の悪いものを出すサポートをしてくれます。
昔から「膿がたまったらこの漢方」といわれるくらい、古くから使われている信頼のある処方です。
どんな人に向いている?
この漢方薬は、体の中に熱がこもりやすい人、炎症が起きやすい体質の人に向いています。
たとえば、にきびができやすい、歯ぐきが腫れやすい、のどがすぐに痛くなるなどの人です。
また、体の一部が赤く腫れて、痛みや熱っぽさがあるときにもよく使われます。
ただし、冷え性や胃腸が弱い人には合わないことがあります。
飲んだあとにお腹がゆるくなったり、胃がムカムカすることもあるので注意が必要です。
体質や症状に合っているかどうかを見極めるためにも、最初は少量から試してみるのが安心です。
排膿散及湯はどこで売ってるの?
ドラッグストアで買える?
排膿散及湯は、市販の漢方薬として大手のドラッグストアでも取り扱われていることがあります。
ツムラやクラシエなどのメーカーから販売されていて、顆粒タイプで箱に入っていることが多いです。
ただし、すべてのドラッグストアで売っているわけではありません。
とくに地方の小さめの店舗では、置いていないこともあります。
あらかじめ電話で在庫があるか確認するか、大型店舗の医薬品コーナーを探すのがオススメです。
店員さんに「排膿散及湯はありますか?」と聞けば、すぐ案内してくれます。
通販サイトでの購入方法
インターネット通販では、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで簡単に購入できます。
価格帯は2,000円〜3,000円程度で、内容量やメーカーによって違いがあります。
ネット通販の良いところは、在庫切れが少なく、自宅に届けてもらえる点です。
「急に必要になったけど近くの薬局にない」といった場合も、すぐ注文できるのは安心ですね。
また、ポイントや割引キャンペーンを利用すれば、お得に買えることもあります。
漢方専門薬局のメリット
漢方に詳しい専門薬局では、より体質に合った排膿散及湯を処方してもらえることがあります。
煎じ薬として、その場で調合してくれる場合もあり、市販品より効果が出やすいと感じる人もいます。
また、薬剤師さんが体調や体質をカウンセリングしてくれるので、「自分に合っているか不安」という人にもぴったりです。
値段は少し高くなりますが、その分しっかり相談できる安心感があります。
通販で買うときの注意点
偽物や粗悪品に注意
通販サイトの中には、安すぎる商品や販売元がよくわからないものもあります。
排膿散及湯のような医薬品は、偽物や粗悪品を使うと体に悪い影響が出ることもあります。
「正規販売店」や「公式ストア」と表示されているお店で買うのが基本です。
口コミや評価もチェックして、信頼できるかどうかを見極めましょう。
あまりに安すぎる商品や、外国語で書かれたパッケージの商品は避けた方が安全です。
メーカーごとの違い
排膿散及湯は、いくつかのメーカーが製造していますが、主に「ツムラ」「クラシエ」「JPS製薬」などが有名です。
配合されている生薬は同じでも、抽出方法や濃さ、味、溶けやすさなどに少し違いがあります。
「ツムラのほうが効きやすい」「クラシエは飲みやすい」といった口コミもあるので、比べてみるのもいいでしょう。
まずは自分が飲みやすいタイプを選ぶことが大切です。
安心できる販売サイトの選び方
Amazonなら「Amazon.co.jpが販売・発送」、楽天なら「楽天24」など、有名な公式ショップを選ぶと安心です。
販売元が個人やよく知らない業者の場合は、避けた方が無難です。
また、商品ページに「第2類医薬品」「用法・用量」「成分」などの記載がきちんとあるかを確認しましょう。
これがないサイトは、正規の販売資格を持っていない場合もあります。
病院でも処方されるの?
医師の処方が必要なケース
排膿散及湯は市販でも買える漢方薬ですが、症状がひどい場合や市販薬で効果がなかった場合には、病院で処方されることもあります。
とくに、扁桃炎や副鼻腔炎(蓄膿症)などで病院を受診したときに、「漢方も併用してみましょう」と医師が判断して処方することがあります。
内科、耳鼻科、皮膚科など、さまざまな科で使われることがあり、漢方に詳しい医師がいる病院では特によく処方される傾向があります。
自己判断で薬を飲むのが不安な人は、病院で相談してみると安心です。
保険適用の可能性
病院で排膿散及湯を処方された場合、通常は健康保険が適用されます。
たとえば、3割負担の人なら、1日3回、7日分でも数百円程度で済むことが多いです。
これは市販で買うよりもかなり安くなります。
ただし、保険で処方される排膿散及湯は、エキス顆粒(粉末)タイプがほとんどで、煎じ薬のような特別な形ではないことが多いです。
効果は十分ありますが、体質に合わせた細かい調整はできない場合もあります。
処方された場合の費用目安
保険が適用されると、診察料や薬代を合わせても1,000円〜2,000円ほどで済むことが多いです。
市販品を自費で買うと2,000円〜3,000円ほどするので、保険適用は経済的にも助かります。
ただし、初診料や検査があると費用が上がることもあるため、詳しい費用は病院に確認しましょう。
お金の面で不安がある場合は、受付で「漢方薬って保険効きますか?」と聞いておくのもひとつの方法です。
排膿散及湯を使うときのポイント
飲み方とタイミング
排膿散及湯は、1日3回、食前または食間に飲むのが基本です。
食前とは食事の30分前、食間とは食後2時間ぐらいを目安にするとよいでしょう。
こうすることで、胃の中が空っぽに近い状態になり、生薬の成分が吸収されやすくなります。
粉薬(顆粒)タイプの場合は、そのまま水で飲みます。
苦味が気になる人は、ぬるま湯で飲むと少しやわらぎます。
ただし、ジュースやお茶と一緒に飲むのは、成分に影響を与えることがあるので避けましょう。
飲んではいけない人は?
排膿散及湯は、すべての人に合うわけではありません。
特に次のような人は注意が必要です。
-
妊娠中・授乳中の方(医師に確認が必要)
-
甘草にアレルギーがある人
-
高血圧や腎臓病で治療中の人
甘草には「偽アルドステロン症」といって、体に余分な水分をため込みやすくなる副作用が出ることがあります。
体質によってはむくみや高血圧の原因になるので、長期連用は避け、体調を見ながら使いましょう。
他の薬との飲み合わせ
排膿散及湯は、他の薬と併用することもありますが、組み合わせによっては注意が必要です。
とくに、同じように甘草を含む漢方薬(葛根湯など)や、一部の降圧剤・利尿剤などと一緒に飲むと、副作用のリスクが高くなります。
服用中の薬がある場合は、必ず医師や薬剤師に相談してください。
「漢方だから安全」と思い込まず、薬であることを意識して正しく使うことが大切です。
以上が、「排膿散及湯はどこで売ってる?」という疑問に答えるための完全ガイドです。
市販、通販、病院処方と選択肢はさまざまですが、自分の体調や使いやすさに合った方法で手に入れてくださいね。
コメント